よるのおわり

日々を愛でる

diary

タフな1週間

史上もっともタフ(だったように思う)な1週間が終わった。こちらで車を運転して、会食をして、毎朝始発で出て、帰りは夜遅く。眠る場所もよく変わる。 分析は失敗つづきの踏んだり蹴ったりで、そのため本来の目的を果たす余裕がほとんどなくなる。ドライア…

眠る場所

まだクーラーをつけていて、何時間も多く眠れてしまう、南の自宅の布団を後にしてからは、眠る場所が毎日変わる。 久々の居室で湿った夜を眠り、北に移動して、ゲストハウスの、隣が明るい一夜と、日付の変わる前まで飲んだ後の前後不覚の夜。そのあとは、終…

ゴーヤチャンプルー

スーパーで久々にゴーヤをみつけて,最盛期の価格からするとずいぶん高かったけど,思わず買ってしまった.薄切りにして,水抜きした島豆腐を炒めていると,開け放した窓から,お昼の放送が聞こえてくる.ほんの数ヶ月前までも,同じようにお昼にゴーヤを炒…

冴えない日曜

なんだか冴えない頭を抱えながら,午前中いっぱい仕事をして,Rの提案でタイ料理を食べにちょっと遠出する.10月も半ばだというのにまだまだ暑くて,クーラーのきいた店内で,うだったような繁華街を眺めながら,違う種類のランチセットを少しずつつつき合い…

夕方から

集中して、研究計画のドラフトを立てたかったので、夕方から近所のカフェに行った。出がけに、昨日買ってしまった新しい保温ボトルと、これまで使っていたボトルのどちらを持って行こうか、少し迷って、新しく買ったほうをカバンにおさめた。 途中の道では、…

軟骨ソーキ

なかなか進まない仕事を,ゆっくり着実に進めつつ,隣の部屋では,軟骨ソーキを作りはじめる.ショウガや粒胡椒や八角に,昆布と,泡盛もたくさん入れて.しばらくお仕事をして,隣の部屋に出てみると,なんとまあ,いい匂いが漂っているのだった.まだまだ…

台所の読書

昼下がり,海岸まで走って,帰ってきて,大汗をかいた. それでもなんだか気力がわかなかったので,夕方のちょっと前から,無理にお仕事を進めるのはやめて,普段できないことをすることにした.風の通る涼しい台所に椅子を出してきて,ずっと読みたいと思っ…

大車輪

半日お仕事をしていた近所のカフェからの帰り.外はもう夕暮れ.北西のほうに雷雲があって,その下がザラザラとした空気のように見える.きっとあそこではスコールが降っている.オオコウモリを探しながら歩く.いつもとは違う道を通ると,道の先の電線に2羽…

台風のあとの実

台風がかすめて行った後,海辺の道路を走っていると,実がたくさん落ちていた. 1時の場所から時計回りに,テリハボク,モモタマナ,タコノキ,フクギ.

跳ねる魚

ここに来てから数日経って、これまではずっと細い雨が降っていたのだけれど、今日になってやっと青空を見たような気がする。河口の川洲にあって、路面電車の走る美しい街。 朝、バスに乗って出勤していると、真っ青に光る川の中ほどに何かが見えた。アザラシ…

犬の青リンゴ

旅先にしては珍しくぐっすり眠れたけれど、睡眠時間が足りなくて、まだ寝足りない。 早朝、向こうから来た散歩中の陽気な犬が、なにか緑色のものをくわえている。飼い主にじゃれついたときに、その緑色の丸いものが落っこちる。 遠目には、あの懐かしいメロ…

危険な日曜日

腿の外側にとまったアブを叩いたところ,なにか良くない筋に入ってしまったのか,打撲と筋肉痛をあわせたような痛みが出てしまって,数日痛みがつづいた.自分で自分を叩いて負傷させるなんて,できの悪いロボットみたい.ヒトの身体の弱さと不思議を感じる.…

雨の夜のミシン

外から帰ってくるとき,暗い雲が空を覆いかけていて,ああこれはもしかしたら雨がふるのかもしれない,と思った.実際,19時すぎに大学の地下から出てこようとすると,外には雨が降っていて (ざあざあとしとしとの中間くらい),慌てて傘を取りに戻った.早足…

和菓子売り場

駅のコンコースとつながっているデパートの1階にはけっこう熱い空気が入り込んでいて,建物の中に入っても,首の裏あたりなんかに,まだ湿度を感じたのだった.土曜日の昼前で,どこを向いても人ばかりなのも関係しているかもしれない.あと1-2時間したらも…

ストレルカ

大福製菓の「ストレルカ」というお菓子をみつけたので,買ってみたのだった.ずっしりした重さにもかかわらず200円.すごい.ところでこのお菓子,中に入ってるのは何だったっけ…とWeb検索すると,最初にヒットしたのはソ連の宇宙犬だった.スプートニク5号…

ヒノキ

空港で荷物の重さを計測したら、8キロくらいあった。それを背負って、終電の終着駅からひたすら歩く。なんせ終バスが20時にあるようなところで、駅前にタクシーが停まっているわけではもちろんなく。目指す宿は5-6キロ先で、ウェブサイトの案内には徒歩1時間…

ぜんざい

仕事が終わったあとにホームセンターまで行き,今度の調査に使えそうな道具を探した.そのあと,併設されているイートインに寄って,ぜんざいを一緒に食べたのだった.1日の終わりの日暮れどきで,まだ熱気がこもっているものの,だいぶ過ごしやすくなってい…

満月

昨日,カフェインレスではないコーヒーを飲んだためか,夜中ずっと,意識が覚醒していて,なんだか眠った気がせず,朝も結局,いつもより1時間ほど早く,寝床から這い出してきてしまった.(ただそのコーヒーはとてもおいしいしっかりしたコーヒーだったので…

ハリラヤソング

行きの飛行機はがらがらで,横一直線,向こうの窓まで誰も座っていないような状況だった.なんだかCAさんたちもなんだかなごやかな雰囲気.ハリラヤの歌がいくつかかかっていて,今回の滞在中,いたるところでこれらの歌を耳にすることになる.帰りの飛行機…

火花

夜中,車の助手席に乗っていて,前方に街の灯が見えていた.熱帯の道路が日中ものすごく熱せられて,夜になってもまだ熱を保ってもわもわしているような空気だった.前方を走っていた車の運転席の窓から,突如,タバコが道路に捨てられて,まだ熱いアスファ…

町内放送

朝昼夕に町内放送が鳴るところに住んでいる.私は朝の放送がお気に入りで,これを聞くとなんだか心が休まる.6時に鳴るからゆっくり寝ていられない…と妻は言うけれど,朝型の私には問題ではないのだった.ちょっと早めに起き出してお仕事をしている私は,こ…

>10年ぶりの自動車

こちらに来てから,必要にかられて,自動車に乗り始めた.免許を取ったのは10年以上前で,本当に本当に,それ以来いっさい自分で運転したことはなかった.最初は,妻に連れられて,2-3回ほど海浜公園の駐車場で練習して,そのあと公道に出た.自動車には乗っ…

ソフトクリーム

仕事帰りに、最寄りの駅で降りたあと、駅前のスーパーに入って100円の安いソフトクリームを買って、ぺろぺろ舐めながら家まで歩く。 子供の頃はこんなことできなかったなあと思い出して、大人っていいものだなと思う。また、これくらいのことで生きる喜びみ…

ジャスミン

スクーターで走って帰ってくる途中に,なんだかいい匂いにあふれた通りに出くわした.住宅街の裏道,ほかに車はまったく走っていない.夕方のほの暗くなりかけた光のなかで,そういえば,道の両端の植え込みがぽつぽつと白い.よく見ると,葉っぱの小さな,…

金色の光が緑に染まる

東京は,5月にしては記録的な暑さだったのだそうな.痛いような陽射しがつくった陰に身を縮こめて,吹き抜けていく風に汗を乾かしながら,「どうして葉っぱはあんなに柔らかいのに,風に揺れて森がふるえるときには,あんなに乾いたサラサラする音が聞こえる…

一瞬だけの光

バスの窓から見上げたマンションの7階くらいのところに、鳥よけのCDがたくさんぶら下げられていて、夕暮れの光をきらきらと反射していた。 電車の外には、遠くに、魚の皮膚みたいに光る空があって、淡い色の雲が細くシルエットになっていた。窓の外に過ぎて…

木の下

ゴールデンウィークの終わりの頃の夕方,近所のスーパーから家に帰る途中,家のあいだの空き地にふと目をやった.奥に小さな木があって,その下に机があって,ごく軽装の,おじいさんと若い男性が,ふたり向かいあって,将棋か何かを指していた.また別のと…

ブルーの日

夏のような暑さで、暖められた空気が強い風になって吹いていた。布団を干したけれど、布団干しごとめくれがって内側に落ちてしまったため、布団を干すのは諦めてしまった。 近所の初めて通る道を迷いながら郵便局に向かい、ああ暑い、ぜんざいでも食べようか…

春のスキップ

3月から4月にかけてあちらこちらをとびまわっていたのだけれど,「季節をひとつ飛ばしちゃってないですか?」と人から言われて,ああたしかに…と気づいてしまったのだった.思えば,今年は,春らしい春を体感できていないような気がする.しかし,飛ばしたぶ…

ハト

滞在先のホテルの部屋は3階にあって,街の死角のような,建物に挟まれた狭い空間が窓から見える.もう1階分低い建物の屋根がこの空間の床になっていて,舞台のように見える.東に向いたほうには建物がなく,朝日がさし込む.しばらくずっと冷たい雨が降って…