よるのおわり

日々を愛でる

diary

日曜の帰り道

仕事から帰ってくる日曜の夕方の道路の様子が好きだ。自転車で職場から帰ってくるとき、工場地帯なので、日曜はがらんとして、広い道路がよけいに寒々しい。追い風に吹かれて走りながら、京都の日曜の夕方は渋滞だったな…とふと思い出した。 日曜に仕事に行…

植物園

ぽかぽかと暖かい日、お仕事中のRを待ちながら、Lと一緒に小さな植物園を散歩した。 ナギという木からは良い匂いがしているように思ったけれど、木が植わっているのが道から外れたところで、近くまで嗅ぎに行けなかった。サイカチという木はふさになった豆が…

傘が壊れる

朝から強い雨が降っていて、初めてバスに乗って仕事に行った。バス停は家の近くにあるから、駅まで歩く必要はない。しかし目的地のバス停は仕事場から離れていて、多少歩く必要がある。(それでも駅から歩くよりは近い) バスを降りて歩き出すと、雨は弱まっ…

春の夜の匂い

久しぶりに、早朝まだ暗いうちに家を出た。ふわっとした匂いがして、ああこれは春の夜の匂いだったと気づく。胸がきゅっと締めつけられて、でもどこかわくわくしてくる、大好きな匂い。 春の夜の匂いは何からできるのだろうと考えながら、これまた久しぶりな…

横浜歩き

目的のところまで時間があったので、歩くことにした。まずは横浜から桜木町へ。自転車のお店は臨時休業で、くねくねした道に外れて、続いて野毛へ。なかなかおもしろそうなところで、こんど飲みに来たいな。野毛から日ノ出町までは知った道で、夕飯にタイ料…

猫を追う

家の前の道の向こうを白ブチの猫が歩いてたので目で追ってみる。「にああ〜ん」としゃべりかけるような声を出したので、何かと思ってさらに前方を見ると、別なトラ模様の猫が休んでいた。どうなるのか見届けたかったけれど、白ブチもトラも歩いていき、視界…

八重瀬の桜

このあいだの水曜、桜を見に行った。南のほうへ、車を走らせて。 大きな獅子と鳥居のある謎の公園を過ぎ、おいしいパン屋を覗き、雰囲気のあるおうちでそばを食べ、目指す公園へ。 しかし肝心の桜はせいぜい2分咲き程度で、晩春のような汗ばむくらいの空が広…

コスモス

夜、布団に入ったあとで、コスモスが咲いてるから明日見に行こう、とRが言う。 そうして今日は、朝からぼんやり曇って、少し肌寒くて、春の朝の空気を思い出した。昼前に家を出て、これまでに通ったことのない道を歩いて向かう。ちゃんと通り抜けられるか心…

お前と俺とは赤の他人だ

10年ぶりくらいに『東京ゴッドファーザーズ』を観た。あらすじをまったく忘れていたので、もう一度はじめから楽しめた。(忘れることにもこんなメリットがあるのだ)雪が降った東京の冬の景色や、年末年始の東京のからっぽになった雰囲気を思い出して、ああい…

末吉の森

歯医者の付き添いでお出かけしたあと、前々から行きたかった食堂でお昼。ゆし豆腐もふーもおいしくて、定食にはチキンカツやらぜんざいやらもついてきた。どうりで繁盛しているわけだ。その後、車で通り過ぎるときにふと見かけた公園へ散歩に。見かけたとき…

バゲットは昼から

ホームパーティをした。キノコのアヒージョ、アボカドとトマトのグァカモレ、ニンジンのラペ、鶏ムネ肉のチキンステーキ、レタスとルッコラのサラダ、そのほか生ハムやチーズやオリーブの実など。バゲットはどこも昼過ぎからしか作らないとのことで、入手で…

オレンジの風車

朝、ちょっと暖かい空気の中で、夜が明けようとしている。遠く向こうに、オレンジ色の朝日に染まった大気の中に小さな風車が回っているのが見えて、あそこでは今、風が吹いているのだなとわかる。 のちほど、珍しく早くに起き出してきたRが、今日は空が真っ…

また流れ星

夜空にスッと線を引くように、薄い橙色の流れ星が目の前をシューッと消えていった。体感的にはだいぶ長いあいだ見えていて、後半のほうは本体がモロモロと崩れていくのさえ見えていた。 見とれていて、ただ「ほー…ほー…ほー…」と心のなかで言いながら、感心…

猫と月

夕方のすこし前、散歩にでたら、塀の上に乗って向こうを一心に見つめている猫がいた。私には気づいていないようだったので、そろりそろりと忍び寄る。ビルケンシュトックのサンダルが砂利を踏む音が悔しい。 あとちょっと、というところで気づかれて、振り向…

崖の桜

谷地を見下ろす崖沿いに、桜の木がたくさん植わっているところを見つけた。季節になったらまた来よう。先の楽しみがひとつ増えた。 坂の下に見える海には陽が照っていて、きれいだった。

ピンク

花の咲いているところ、遠くのほうにピンク色の花びらのようなものが落ちており、 近づいてみると、プラスチックのコップだった。

Excellent

せっかくなので初詣の様子を観察してこようかということで、成田山に行ってきた。成田山、全国にあるのだな……。出店の様子もそれらしく (山羊汁があったりする)、風は吹いていたけれどそこまで寒くはない。おみくじは、英語表記のものを選んでみたら、大吉だ…

ゆっくり

朝、なぜか起きられたので、近所の浜辺に朝日を見に行った。海岸線に沿って人がたくさん待機しており、港ではエイサーまでやっていた。風は吹いていたけれど、そこまで寒くはない。空は紅くなったけれど、「初日の出」そのものは見られなかった。(気配はあ…

牛乳パック

家の牛乳がもうわずかとのことだったので、帰りがけにコンビニで1リットルパックのを買った。最近手首が酷使されているので、片手で持つと腱鞘炎になるかなという思いと、接地面積を少なくしてできるだけ温まらないようにしたいという思いを両方とも叶えるた…

自転車で行く途中、道の反対側に、しゃがんでタバコを吸っている人がいて、やや目が合う。作業着を着ていて、このあたりは工場地帯だから、きっと休憩中なのだな。おつかれさまです。 視線をふと、もとに戻すと、左手の塀の上に白い煙が立ち上っていた。少し…

歳月

学部を卒業してからもう10年になるのだけれど、当時の少なからぬ時間を一緒に過ごした人びとと、わりと大規模に集まった。人によっては本当に10年ぶりで、住んでいるところやライフステージはいろいろに変わっていたけれど、見た目や雰囲気は昔のままで、お…

水色

水色という言葉は、冬の朝の、海の水面のためにある。

雨の匂い

夜、ひさしぶりにでかけて、帰ってきたとき、こちらに近づくにつれて雨が降っていくのがわかった。駅を出るとけっこう本降り。スーパーをぶらぶらして、10分ほど雨宿りした後、小降りになったところを見はからって、街に足を踏みだす。あとは帰って眠るだけ…

睡眠薬

偶然にも、こちらのほうで空き時間ができてしまったので、土日はひとり家にこもってお仕事。気温がかなり低くて、じっとしていると寒い。そのかわり、リラックスしながら、ひさびさに仕事を大きく進めることができた。Rにはすこし申し訳ないような気がするけ…

寄り道

お仕事が早く終わったので、一駅分歩いた。晩秋の陽射しのなか、高級住宅街をてくてくと。公園の木には大きなカラスがとまっており、あちらのほうからはまごうことなき三線の音が聞こえる。近寄ってみると、ベンチに座ったおじさんが脚を投げ出して、気まま…

秋の帰り道

陽が沈む直前の道を歩いて帰った。いつもは通らない道で、左側に広大な公園(森?)が広がっているのを知った。今度歩いてみよう。右手の見晴らしの良いセレモニーホールでは、結婚式をやっているらしく、礼服姿の若い男女がエントランスの外で談笑していた。…

犬の遠吠え

午前中、スーパーから戻るときに、救急車のサイレンと、赤ちゃんの泣き声のような声が聞こえる。(最近なんでもそう聞こえてしまう)でもヒトの声とは少し違う。 きょろきょろまわりを見渡すと、近くのコンクリート造りの建物のバルコニーで、犬が遠吠えをし…

猫の横断

信号待ちをしているとき、交差点をはさんで向こう側の歩道を、猫が待っていた。歩行者信号が青に変わって、猫が踏み出そうとすると、左折車が立て続けに通って、猫は渡れない。車が行ってしまって、青信号が点滅をはじめたとき、猫はちょっと周囲をうかがっ…

病院の鳩

病院の雨上がりの窓から2階のベランダバルコニーを眺めていたら、青空の反射する水たまりの向こうの壁のところに、鳩がちょこんと座っていた。外の方を見ていた。

雨の日曜日

早朝、家を出るときに、夜中雨が降っていた形跡を認めた。ここ数日気持ちのいい秋晴れがつづいていたし、雨は朝だけだろうと思い、折りたたみ傘はカバンに入れずに家を出た。 昼過ぎ、仕事が終わって、地下の窓のない部屋から出てくると、外では細かい雨が降…