よるのおわり

日々を愛でる

event

地球の裏側

赤ちゃん連れで国際線に乗って地球の裏側まで行くと、いろいろなことを思う。不寛容と無関心、過剰だけれどこういうときにはありがたい行き過ぎたサービス、グローバル化した社会のなかで「個性のない」ことが個性である食文化、無意識に刷り込まれている文…

福建会館

古都を歩いた日、すこし外れたところに福建会館があった。福建省出身の人びとが集うお寺で、中は涼しく広々として、とても気持ちの良いところだった。おじさんやおばさんが椅子に座ってゆったり話しており、2週間燃えつづけるという渦巻きの線香が煙をくゆら…

空調の悪い部屋

生野菜にあたったのか少しお腹をこわし、寝不足がたまった疲れが出て頭が痛くなったため、一日中ホテルの部屋で寝ていた。冷房の効きが悪くて、南向きの部屋はどんどん暑くなる。午前中に数時間眠り、目を覚ましてヨーグルトと果物を食べ、窓を開けて空気を…

奄美大島 その後

加計呂麻島に行く予定だったのをとりやめて、山道を通って1番栄えている街まで移動する。ときおり雨の降る曇り空で (結局滞在中は常にこんな天気だった)、浜には大きな波が打ち寄せて、山の上の展望台では霧がかかってなにも見えなかった。それでも、力強い…

奄美大島 1-2日目

初日、空港から島の南端まで一気に移動する。博物館やタコ焼き屋に寄り道していたため、山道に入る頃にはとっくに暗くなっており、やたらと急ぐ地元の車にびくびくしながら走る。ようやく目的地に近づいてきて、後続車のいなくなった山道で、一瞬だけハイビ…

千提寺

研究に大いに関連する対象となった千提寺の山村をやっと歩くことができた。山々を切り裂く高速道路の圧倒的な力と、人びとが大切に隠し通してきたものの重み。茨木や千里中央から、住宅地などを通ってバスが行くのもよかった。まるで別な世のことのようだっ…

初めてのみんぱく

初めてみんぱくに行った。モノレールの独特の雰囲気を通り抜けて、太陽の塔の脇の下?を通り、ラーメンEXPOが開催されているのを横目に見ながら、紅葉の公園を先に行く。白く大きな建物の中に入り、展示室へ。 週末にもかかわらず、人はそこまでおらず、眠っ…

ポエ

赤崁楼で、学問の神様のような像があって、その前に、木製で三日月型のコロっとしたお祈り具が置いてあった。ガイドブックや説明板に書いてあったけれど、願い事を唱えながらこれを放り投げて、片方は表でもう片方は裏だったらYes、裏表が揃ってしまったらNo…

台南の食べ物

台湾ということで食に期待をして行ったのだけれど、こと食事に関してはそこまで私には合わなかったかな…というのが正直な印象だった。たしかにどれもおいしいのだけれど、麺はソフト麺みたいに噛みごたえがなく、スパイスが効いていたとしてもかなり優しい味…

台南の宿

高雄空港まで2時間で飛び、そのあと電車に乗って台南の市街地へ移動した。MRTは飲食厳禁で、どこか日本の地下鉄を思わせる都会的な雰囲気なのに、台南鉄道はローカル線の雰囲気で、包子を食べている人がいたり、頭をもたせあって眠っているカップルがいたり…

徘徊

ゲストハウスの無機質なロビーで朝ごはんを食べながら、今日の予定を考える。今日は予備日に確保しておいたけれど、仕事は全部終わってしまったのだった。思いついたのが、今扱っている資料の出てきた遺跡に行ってみるということ。報告書やGoogleマップで場…

大阪へ

名古屋で開催される展示を観ようと、一晩泊まったのだけれど、会場に朝一番で歩いて行っても、開いている気配がない。スマートフォンを取り出してもう一度確認すると、明日からとのこと。なんてこった。重い荷物を背負って30分くらい歩いて来たのが惜しいよ…

円頓寺

名古屋の円頓寺に泊まった。大学院生だった頃には、名古屋のゲストハウスといえば、大須と金山にしかなかったような気がするのだけれど、最近はいろいろなところにできているみたい。 名古屋駅からぶらぶらと歩いて20分くらい、路地裏に突如アーケードの商店…

Jenaのお散歩

休みの時間に、Phyletic Museumを見学にでかける。系統樹がコンセプトの博物館とか、サイエンスとアートの融合とか聞いて期待していたのだけれど、展示内容はちょっと期待はずれ。教科書に書いてあるようなことを実物標本を用いて表現しようとしている意図は…

アガラガラ

研究打ち合わせが終わったあとに、遺跡見学につれていっていただく。昼もだいぶ過ぎた遅い時間、お昼ご飯も食べずに、宿舎を通り越してどんどん山奥へ。どこかレストランにでも寄るのだろうか…と思っていたけれど、ランドクルーザーがごとんごとん揺れる本当…

極東の食べ物

庶民的な食堂などでは、カウンターの中にいろいろ、お皿や料理が並んでいて、これをください、と指し示して自分の好きなものを取っていく。野菜もけっこう豊富で、サラダもいろいろ種類があるのがうれしい。なんでもおいしかったのだけれど、特に気に入った…

極東

極東の大学でシンポジウムがあり、参加してきた。東京はもう初夏の雰囲気だけれど、こちらはまだ冬の気候で、晴れ渡っていても風が冷たく、気温も低い。夜は冷え込む。しかし最後の2日間はTシャツ一枚で過ごせそうな暑い陽気。どうなっているのだろう。とき…

タリン・ヘルシンキ2日目

昨夜の残りのブラッドソーセージ,スーパーでいっしょに買ったドライフルーツとナッツがぎっしり詰まったパン,持ってきたコーヒーを朝食にして,ゆったりした後,9時頃にまた旧市街へ繰り出す.2日目ともなるとこの中世のきれいな街並みにも慣れてきて,な…

タリン1日目

朝早起きして,7時半のフェリーに乗るために港に急ぐ.30分前にはゲートが閉まるらしく,ホテルから港までは20分くらい.ホテルの朝食は6時半から.朝食がおいしいらしいのだけれど,泣く泣く諦めて,その代わりに果物とスムージーだけもらい,街中のコンビ…

ヘルシンキのサウナ

ヘルシンキに滞在している友人とともに,モダンなサウナに行く. 中心部から外れた海辺にあり,最寄りのトラムの停留所からさらに歩いて10分くらい.ちょうどよく雪なんかも降ってきて,寒くなってくる.絶好のサウナ日和ではないか…中に入るとおしゃれなレ…

ヘルシンキ1日目

年末,朝早く家を出て空港に移動した.電車のなかでチーズをのせたパンを一切れ,空港ではチェックインの後に,チーズとハムをのせた黒パンのサンドイッチとリンゴを食べた.空港ではどのお店もまだ開いていない.向かう先はヘルシンキ.1時間半のフライトで…

温泉

飯坂温泉の共同浴場がすてきだったのです,という話を友人にしたところ,那須の老松温泉や北温泉をその代わりに勧められたのだった.行きたい.

おやすみ

時期をずらしたGWのようなことになった.古くからある住宅を見学した後ヤギ料理を食べて日用品の買い物をして, 海辺のコテージで泳いだ後お肉を焼いたりなどして, リゾートのようなきれいな大学に行ってきたりした.

道路1本隔てた横には冬の海が広がっており,その道路に面したホテルの裏庭には,公園が広がっていた.ホテルというよりは家という感じで,2階建てのこじんまりした,でも居心地の良いところ.部屋の窓は公園に面していて,噴水のある大きな池を芝生が取り囲…

郊外

キャンパス街の外れの,ほとんど郊外と言っても良いような場所.セントラルヒーティングで暖かい建物の,最上階の部屋で食事を摂るために,地下の共同キッチンとのあいだを行き来する.エレベータなんかはもちろんなくて,ふかふかした階段を登り降りする.…

オレンジの日

敷布団が硬くてあまり寝付けなかったけれど,とにかく山小屋で目覚めた.外ではすでに焚き火がたかれていて,お湯も湧いている.ありがたい,ありがたい.川で顔を洗った後,秋の朝日が射し込む木立のなかで,コーヒーを淹れて飲んだ.なによりもこれがいち…

水の冷たさ

もうけっこう前のことだけれど,早朝,みたらし祭に.5時半に門が開いて,一番に入っていく.早朝だけあって,人は他に数人.広々としている.早朝だけあってか,水がとにかく冷たい.もはや,冷たいというより,痛いという感じ.5分と足をつけていられなく…

荒野

Moorという言葉を聞くと,『嵐が丘』の場面を思い出す.ヒースのしげみがどこまでもつづく,荒涼とした丘陵地帯.日が短くなったバスの窓から,そのmoorが暮れていくのを眺めて,あぁこれは,なんてきれいでさみしいところなのかしら…とそんなことを思う. m…

曼殊院夜間拝観

曼殊院の夜間拝観に行ってきた.車通りの多い白川通りを東に抜けると,灯りも十分にないような道がつづいていく.ゆったりした坂道を10分くらい登っていくと,曼殊院に着く.闇のなかに紅葉がはっと浮かび上がったりして,怖いような綺麗なような,よくわか…

志明院

山奥の志明院というお寺に行ってきた.鴨川の源流が静かに祀られている場所で,幽玄かつ荘厳,このような場所なら天狗や水神がいてもおかしくないような気がした.ここだけ気温が低くて,ゆったりした力強い時間の流れを感じて,何度か鳥肌が立った. 志明院…