よるのおわり

日々を愛でる

mind

足元固め

昨年いくつか撃った弾が、ひとつは第一関門を通過、ひとつは大きな的に当たったらしい。昨年に結果がわかった2つと合わせて、これでひとまず2勝1敗で、あとの3つはこれから。これらはなんというか、自分の人生を実験台にして、隠されたルールを探り当てるよ…

2023年

この1年のことをまとめ始めたらだいぶ愚痴っぽくなってしまったのでやめておく。自分の思いもそこまでまとまらず、自分を実験台にして人生がどこに転がっていくのかを見ているような気分。 さて、気を取り直して言うなれば、結果的に、この1年は自分にとって…

2022年

目標とするところにはぜんぜん届いていないのだけれど、仕事も生活も、あれこれ試して、いろんなことがあって、楽しく過ごした1年だったように思う。ちょうど1ヶ月おきに大きな仕事やイベントがあり、その1ヶ月間はその仕事に集中→次の1ヶ月はそのリカバリー…

銃撃事件とその後

チェコで国際学会に出ていた際、デンマークでの銃撃事件のニュースを見た。宿に帰ってTVをつけると見慣れた近所が映っていて、有名人のコンサートでもあったのかな、などと思いながらネットニュースを調べると、shootingという文字が目に飛び込んできて度肝…

あなたはどんな人ですか?

シューカツをしていたとき、とある有名企業の二次面接で、「あなたはどんな人だと周りから思われていますか?」という質問を受けた。この企業の一次面接は通ると思っていなくて、意外といけるのかもと思った二次面接にてこんな質問があった。本当にまったく…

三角関数と私

高校生のとき、校内の上履きに三角関数の公式をでかでかと書いていた。真っ白の上履きの無機質さを物足りなく思ったためで、暗記にも役立つもの…ということで思い当たったのが三角関数だった。というよりも、三角関数を選んだのはそのデザイン性に惹かれたた…

ままならない

先日、これはいけるだろうと思い通った気になっていた申請が味気ない紙切れ一枚で落とされ、とたんに悔しい気持ちになる。もうひとつの大きな申請も落ちていたことを思い出し、さらにどんよりした気持ちになる。そんなときにちょうど以下のようなtweetを目に…

ただ目に見ることを任せる

目で見るということはそれだけ考えているということなので、けっこう疲労する。それで、そもそも疲れているときには、目にただ見るのを任せるような状況になることがある。目が何かを見てもそれを理解・解釈しないようにしている状況というか。時差ぼけとか…

2021年

今年はどんな年だったろうか…と考えて、あまり思い浮かばないことに驚いた。それか、今の私がそういうのも書けないような余裕のない状態にあるのか…。とはいえ、今年はいろいろなものを育てはじめていった年だったので、あまり目立った印象がまだないのかも…

携帯電話を持つのをやめたときの話

私が大学生だった頃、スマートフォンなどはまだ一般に普及していなくて (修士の1年にとある外資系企業の就活インターンに行って、その先で社員さんが第一世代のiPhoneを使っていたのを見て、こんな携帯電話があるんだ、と驚いたのがスマートフォンとの初めて…

余白をもっと

複数の仕事の充実した時期が重なったため、すこし気持ちの調子を崩していたようだった。Lが生まれてから慢性的な仕事時間不足に陥っていて、あれもこれも理想とは程遠い進行状況で、自由にできる時間が手に入ったらすこしでも仕事を進めたく思う。そうした気…

骨折した右手が震えたあの日のこと

高3の冬の体育でソフトボールがあって、捕球のときに球が跳ねて右手親指の付け根に当たった。当たった瞬間に「これはやってしまった」という思いがあって、その場で手を挙げて授業を早退した。後からその部位が腫れ、吐き気が襲ってきたので、本当に骨折して…

成人式の思い出

大学3年生のときに成人式があった。たしか葉書などで開催通知が来ていて、新成人有志とか実行委員会とか、威勢のいい言葉が並んでいた。しかし、昔から、大勢で集まって形式的な何かをするということに忌避感を抱いていて (大学院生時代は研究室の秘書さんに…

2020年

今年は上下の振れ幅が激しい1年間だった。なによりも良かったのは、次の職が決まったこと、それもかなり理想的な形態で。どちらにしてもまた次を探さねばならないけれど、しばらくは家族そろって暮らし、腰をおちつけて研究に取り組める。「就活」で落ちつづ…

秋のメンタル

体感では1年に1度くらい、メンタルが底に落ちる。昨日がそれだった。疲れが溜まっていて、気が緩んだところで限界が来た。秋が始まってしまったのも良くなかった (寒さには弱いのだ)。思えば、けっこうあぶなかった3年前も、昨年も、精神状態が不安定になっ…

偶然とタイミング

祖母の訃報が入った後、奇跡的なものごとが同時に起き、贅沢だが難しい決断を迫られる。信頼できる複数の知り合いに相談のメールをしたため、詳しい情報を提供してもらい、Rと何度も話し合い、数日後に結論を出した。短期的に生活と仕事をまわしていかなけれ…

きりのいいところで止める

在宅ワークが増えていることに関して、「きりのいいところで仕事を止めないほうがいい」という小ネタを見た。あとすこしで終わるところでやめておけば、次に始めるときに手をつけやすい、手が動けばそれでスイッチが入る、というものだったように思う。 2年…

わざわい

こちらに来て、懸念の仕事を終わらせ、家のなかに閉じこもって午前と午後で分担してそれ以外の仕事をやっと進めている。雨が降ると蒸し暑く、もうクーラーが必要かもしれない。 すべてのものには異なる側面があり、悪のように見えるものを「俺の正義」であろ…

2019年

2019年は停滞の年だった。仕事時間は半分になり、期待していた成果の最低限のラインをやっと達成できた程度。これはこれで仕方ないけれど、意識や時間の使い方について、抜本的な対策が必要なのかもしれない。状況がいまいち中途半端で、新しい領域を開拓し…

2018年

2018年は、ちっともじっとしてない年だった。3月はじめまでは引き続き北の国におり、帰国後すぐに南の国へ。任務を遂行して、引っ越しをして、4月、環境が大きく変わる。5月にはまた違う北の国へ行き、GW中にもかかわらず真冬なみの寒さでみごと風邪をひく。…

2017年のこと

2017年はいろいろ変化がありすぎて,2016年に自分が何を思っていたかも思い出せなかった.(こんなことを書いていたようだった)年度末まではあっという間に過ぎ去った.北欧でのワークショップ,ムーアの先の研究所での測定,東京での缶詰生活,弾丸フィール…

4週間

今日でこの住居とはお別れで,明日からは別な家に暮らすことになる.新しい家はどんなだろうか…電子レンジがあって,夜は静かに寝られると良いのだけれど.同居人とはうまくやれると良いな.午後は近所のパン屋さんでお仕事をしていたのだけれど,ちょうど4…

収穫

自分でもあきれるほど忙しくあちこち動き回って (動き回らざるを得なくなって)、不義理を重ねて、睡眠不足になって、(そして魂を少しずつ削り取られていくような気がして)、読み物を調べて、毎日の些細なことを少しだけ違う角度から眺めてごくごく小さなアウ…

2017年

おととし (2015年) はわりと苦難の年で,2014年までの成果を回収したあとには,ただ長いスランプが続いた.形に残るものを何もつくりだせず,将来のための施策の数々がばかみたいに初歩的な部分でつまづいていたことを発見し,私にとっての仕事の意義をわり…

秘すれば花

本当に大切なことは自分の内側に留めておかなければならない、私の場合。口に出して人にそれを言ってしまうと、そのことだけでもう何かを成し遂げたような気になって、ふんばる力がなくなってしまう。 自分の夢を常日頃からまわりに喧伝しておくと、まわりの…

重さ

「制度とか大きな仕組みとしてはそうだよね、たしかに正論かもしれない。でも、それ、目の前のあなたの友人が同じ状況に陥って困っていたとしても、一字一句違わず同じことを言えるのかな?」自身の眼が観察をして、自身の心が納得して結論づけたのでない言…

運だよね

なにかがうまくいってたとして,でも,それって結局は運みたいなものだよね,ってことを考えている.たしかに努力し続けたのかもしれないし,苦しいことがたくさんあってもやめなかったのかもしれない.だからといって努力が必ず成果に結びつくわけではない…

強さ

強さとは何かと考えたとき,「強さとはなんなのか」を定義できること,と定義してみる. 私は,強さを,「強さとはなんなのか」を定義しないこと,と定義することに決めた.さて,私は,強いのだろうか?

逃亡

言葉遊びをしていたつもりが, いつのまにか言葉に弄ばれてるわけです.そうして後ろを追いかけてくる言葉を, いつか振りきれたら良いのだけれど.

強制

人の心は強制できないことはわかりきっている. 強制できたとしても,とても気分が悪いだろう.なのに,どうして愛されたいと願うのだろう. エゴを振りまくことと何が違うのだろうか.