よるのおわり

日々を愛でる

ガラス片

今朝,駅近くの一角に,ガラス片が散乱していた.

周りには立ち入り禁止のテープが貼られ,警察官が歩行者誘導をしていた.

朝が早いか,夜が遅い人びとが,見るともなしにそれを見ていた.

 

怪我人などはいない感じで,どことなくのんびりした雰囲気があった.

煌々とした繁華街の灯りが,ガラス片を輝かせていた.

 

大体において,ガラス片は自転車の敵である.

これまで,いくつもの鋭いガラス片に,パンクの悲しみを味わわされてきた.

 

しかし,それにしても,この光景は,ちょっとすてきだった.