よるのおわり

日々を愛でる

色と線

色は線に比べて,私にとって,とらえどころがない.

 

線を引くとき,私はその意味を明確に意図できる.

太い線,点線,囲い,曲げ,形,…

それぞれに決まり事があり,人からの見られ方も予想できる.

 

しかし,色を置くときには,曖昧さが生じる.

たいていの場合,私は,赤と青の違いを,私のなかで定義できない.

なにやら快・不快のような,感覚的なものとしてとらえている.

 

でも,それゆえに,色は楽しい.