よるのおわり

日々を愛でる

あめあがり

願わくば,雨は,夜中にやんでほしい.

 

昼間に雨があがると,落ち着かなくなってしまうから.

濡れた地面や樹や建物が,ぼんやりした太陽を浴びるのを見ていると.

何をするでもないのに,外に出て,そこらを歩きまわりたくなる.

 

昼間の雨あがりは,ちょっと長い昼寝に似ている.

目覚めたときの,ぼんやりしたあの感じ.