よるのおわり

日々を愛でる

つれがな

太ってきた月を仰ぎながら,昨夜は散歩をしたのだった.

根津から池之端を経て,東大病院の裏から博物館まで.

風もなく,星の光る,おだやかな週末の夜だった.

 

一夜明けて,祝日の太陽が照らすまぶしいキャンパスを眺めている.

 

昨夜と今日,見ているこの構内は同じ場所なんだろうか.

そんな疑問がふっと浮かんで.

そうして,隣を歩いていた人のことを考えた.