よるのおわり

日々を愛でる

夢の比重

深い眠りのなかでの,あたたかい夢だったような気がする.

そうして,ふっと途切れるように目が覚めて.

 

夢のしっぽは,ぼんやりしていた.

もうすでに,たぐりよせることはできなくて.

比重の異なる液体が混ざっていくのを,ただのぞきこんでいるような.