よるのおわり

日々を愛でる

目覚めの苦痛

大人になって良かったことのひとつに早起きがある.

子供の頃から,朝,目覚めるのが早かった.
きょうだいや大人が起きていない時刻に目をさます.
常識的な時刻まで,布団にじっとしていなければならない.
この間ひたすらのろく進む時間が,ひどく苦痛だった

目覚めたらすぐ活動を開始できるのは大人の特権である.
本当は,深い眠りを継続できるのが一番なのかもしれないけれど.



両親の友人の別荘に,冬,家族で遊びに行って,きょうだいとあちらの子供たちと眠った次の朝を思い出す.他人の家で,親しくない大人がいて,普段よりずっと窮屈な朝だった.