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よるのおわり

日々を愛でる

蛍光灯

蛍光灯が苦手だ.あの有無を言わさぬ白い光のもとでは,いろんな物体が陰影を消されて平板になり,自分自身まで平べったくなったように感じてしまう.

夜中,コンビニなどの屋内で煌々と蛍光灯が灯っているのを見ると,そわそわと落ち着かない気分になってくる.早朝や休日の研究室で,自分のいる側の蛍光灯だけ消して自然光でデスクワークをしていると,意識が休まるような気もする.

ところが,そんな蛍光灯でもひとつだけ好きな状況があって,旅先の,ことに海外の,きたない安宿で灯っている蛍光灯はなぜか大好きだったりする.そうした場面を思い浮かべると,ジーというあの音が聞こえてくるような気がする.