よるのおわり

日々を愛でる

寒さとお湯

暖房のない部屋で1日仕事をしていると、体の芯まで冷えがくる。そのことが、夕方銭湯に行くとよくわかる。熱いお湯が周りを取り囲んでいる実感と、これだけ湯船に浸かっても硬い芯が残っているように思える自分の体。


十分に温まった後で、湯船に頭まで沈めると、どちらが上で、どっちのほうに浮き上がっていけば空気のなかに出られるのか、一瞬よくわからなくなる。