よるのおわり

日々を愛でる

雪の朝

いつものように暗い冬の朝、雪はあいもかわらず降りつづく。*

という書き出しの一文で、梅雨のような街並みの見える車窓から、私は一瞬にして、フィンランドの静かな暗い朝に飛んでいた。

ああ、読書ってすごいなと思う。


* トーベ・ヤンソン『誠実な詐欺師』