2016-06-09 不可侵 diary 膀胱がいっぱいになって、ふと目が覚めて、やれやれと半分眠ったまま起き出すとき、わずかに雨が降っているようで、ときたまポツンと音が耳に届いて、しかし外を確かめることはせずに、廊下の時計の文字盤は真っ暗で見えず、スマートフォンの電源も入らない、しんと静まりかえった、真夜中。文字盤や外の様子には注意を凝らさないで、真夜中はそっとしておいたまま、また眠りのなかへ。