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よるのおわり

日々を愛でる

賀茂茄子の錬金術

cooking diary letter

茄子の季節がやってきた。そして折よくスーパーに値下げ品の大きな賀茂茄子をみつける。ソフトボールよりも大きい!もちろん迷いなく購入である。

 
2 cmくらいの厚さに切って、表面に、パジルペーストの上澄みのオリーブオイルを塗る。バジルペーストは、昨日、駅に行ったついでに、奮発して高めのやつを買ったのだ。関係ないけど、新品の瓶をはじめて開けるときに蓋が膨らむペコッという音が好きだ。
 
そしたら次は、ホイルに載せて、トースターで焼く。別なホイルで覆いをするのも忘れずに。そうそう、このあいだお店で食べた賀茂茄子は5 cmくらいの厚さがあったにもかかわらず、中までとろとろだった。どうやって作るんだろう…。
 
そんなことを考えつつ、頃合いを見計らって覆いを外し、塩をすこしふって、シュレッドチーズをたっぷりかけて、表面がすこし焦げるまでさらに焼く。
 
トースターからおろしたら、今度はバジルのペーストのほうを塗りつける。胡椒をふったりしてもいい。そして熱いうちに、とろとろになった茄子を切り分けて、ハフハフ言いながらほおばるのである。
 
いったい、こんなに美味しいものが世の中に存在していていいのだろうかと、賀茂茄子を食べるたびに思うのであった。賀茂茄子を料理するのは、台所でひそかに錬金術をするようなものであるのかもしれない。
 
…ソフトボール大のもう半分は冷蔵庫にしまってある。こちらはどんな味つけで食べるのがいいでしょうかね…?