よるのおわり

日々を愛でる

夏風邪

しばらく夏風邪をひいていた.

全身がだるく,節々が痛くて (手首まで痛かったのなんて初めて!),頭の血が沸騰してジュージューいっていた.しばらく寝たあとに起きあがろうとすると,体がかちかちに固まっており,這いながらトイレに行くようなありさまだった.ふと思いついて額に載せてみた保冷剤の5 cm × 8 cmくらいの冷たさに,意識のすべてが吸い寄せられてしまうような心地だった.

訪れた病院は,近所にこんなところがあったのかという路地の裏にあり,これまで行ったことのあるどの病院の雰囲気とも違っていた.家で寝ているあいだに,読みたかった本を3冊読むことができた.

たまにはそういうのも悪くなかったかなと,終わった今になってみると思うのだった.