よるのおわり

日々を愛でる

モツ

銭湯に行こうと思ったものの,案外暖かくて,まあまた今度で良いか…とそのままスーパーに向かった.冷蔵庫のなかには訳あり品の割引で買った緑色のパプリカが入っており,これをなにかと調理して,翌日のお弁当のおかずにしたい.

スーパーでは,モツのパックが安くなっていた.スーパーに売っている臓物系に関してはあまり良い思い出がないけれど,スパイシーな味付けにして香りを消せば良いのでは…?と思いつき,またその安さにも惹かれて,購入してしまったのであった.

レバーと、あとどこかわからない部位がひとつ.冷たい水道水でよく洗って,食べやすい大きさに切る.おととい研いだ包丁がやたらとよく切れるような気がする.モツは生姜と日本酒に漬け込んで臭みをとって,唐辛子とニンニクをじっくり炒めたオリーブオイルに,クミンとカロンジも加えて,塩味をつけてカリッと焼く.そこに,一口サイズに切った緑のパプリカを加え,さっと炒めて,醤油やマレーシアの調味料で味をつける.パプリカは水気が出るから,吸い取るために春雨もちょっぴり入れて.

非常に良い匂いが部屋のなかにただよい,また,翌日のお昼も大満足の出来栄えだったのでした.ひとつだけ,口の中に3つできている口内炎が大いに悲鳴をあげたことを除けば…