よるのおわり

日々を愛でる

夕方から

集中して、研究計画のドラフトを立てたかったので、夕方から近所のカフェに行った。出がけに、昨日買ってしまった新しい保温ボトルと、これまで使っていたボトルのどちらを持って行こうか、少し迷って、新しく買ったほうをカバンにおさめた。 

途中の道では、ある家の、屋上の水タンクにつながるホースが外れて、二階くらいの高さから、噴水のように、盛大に水が吹き出ていた。水はそのまま、家に面した川の中に落ちていて、ちょっとした見ものだった。

 

18時過ぎのカフェには高校生たちがぞくぞく現れて、勉強したり、互いを気にしあったりしていた。この時間帯に来ることはなかったから、知らなかった。新しいマグはすばらしい使い心地だった。

 

すっかり暗くなった帰り道、電線にオオコウモリがぶらさがって、風に揺れているのが、シルエットだけ見える。

 家に帰って、ちょっとおやつをつまみながら、シイラのムニエル、キャベツのスープ、ミミガーの和え物を作って、パンをトースターで焼いて晩ご飯にした。今日はひとりの晩ご飯なのだった。