よるのおわり

日々を愛でる

公聴会

朝起きると良い知らせが来ていた。

 

お昼の後、その場の流れでたまたま、博論公聴会に参加した。45分のプレゼンのあと(CandidateはPreziを使っていた)10分の休憩を挟み、審査委員からの質問と応答が1時間半。その後別室での審議を経て、無事に受理される。満場の拍手。

その後は祝賀会になだれこみ、おいしい白ワイン、ビール、伝統的なオープンサンド、ケーキなど。ちなみにこちらでは乾杯がなく、みんな自然に飲み始めていた。指導教員が会の途中で挨拶。乾杯の前の挨拶よりこちらのほうが、ゆったり聞けて良い。

途中で抜け出して、研究室の同僚と、途中まで一緒に、徒歩で帰宅。博論の内容は、日本のそれに比べて、桁違いだった。予算も成果も。莫大なお金を投下してブルドーザーのように進めていく研究では、もはや敵いようがない。

 

家に帰ると、別室の同居人がビール瓶をのし棒がわりにしてなにかこねている。ほどなくしていい匂いが漂いはじめ、私が寝る頃には、台所においしそうなベイクドケーキができあがっていた。なかなかやるじゃん…

Rが持って来てくれたコーヒーセットで豆を挽いて、寝る前に温かいコーヒーを飲む。そうして1日が終わる。