よるのおわり

日々を愛でる

すれちがい

帰り道,ぼんやりしながら歩いていると,むこうからやってきた中年くらいの女性と進路がかぶる.どっちに避ける…? とおたがいがあたふたして,手が中途半端なかっこうに振り上げられたりする.

衝突は免れることができて,すれちがいざまに「sorry」だか「tak」だかはっきりしない言葉を言いながら,おたがいに大笑いして別れた.

なんだか愉快な気分になったのだった.