よるのおわり

日々を愛でる

動物たち

ガラス張りの診療所のようなところに座っていると,外から,ウマのような,シカのような,あるいは火の鳥のようなよくわからない動物が,ガラスのドアを開けたそうにしている.大学生の頃に流行った (今でも流行っているのだろうか) 太いストライプで複数のカラフルな色が織り込まれたマフラーみたいな模様をしており,目は優しげである.

この動物は,引き戸になっているドアに,どこからみつけてきたのかロープを結びつけていて,それを口でくわえてひっぱっている.しかしドアは開かない.

そのうち,もう一頭,似たような形をしているけれど色がおとなしくて,全身灰色っぽい白色をしている動物が後ろについて,ドアを開けるのを手伝っている.しかし,それでもドアは開かない.

手伝ってあげようかと思ったけれど,彼らが中に入ってくるとなにがおこるかわからないし,彼らには彼らなりの論理があるのだと思い直して,そのままずっと腰かけていた.

        • -

ウサギのようなネコが2匹,野良だけれど,小屋の中に丸まっていて,近づいて写真を撮ろうとしても逃げない.ネコだと思っていたのだけれど,近くで見ているとウサギにも見えて,自信がなくなってきた.

          • -

夢に出てきた動物のはなし.