よるのおわり

日々を愛でる

蓋探し

スーパーで特売だったチルドの餃子を買ったので,フライパンの蓋が必要になった.しかし,最近のフライパンの蓋は,実はあまり好きではない.ガラス窓とか置ける取手とか,そういうちゃらちゃらしたものは何にもいらないから,アルミでできたペラペラの軽くて実用一点張りの蓋が欲しい.

Amazonで注文している時間はなかったので (その日餃子が食べたかった),通勤経路の途中で通る駅の駅前に,金物屋があったなと思い出し,そこに行ってみる.(以前この駅に2度ほどおりたことがあった).

昔ながらといった佇まいのお店の外に自転車を停めて中に入ると,商品を包むビニール袋はなんだか埃っぽいものの,昔ながらのしっかりしたものが売っている.ペラペラの蓋はなかったけれど,IH利用可能の無骨なアルミ鍋とか,そのガラス蓋 (これに関しては妥協した) とか,ちょうどいいサイズと色のゴミ箱とか,脚がしっかり上部からつながっているザルとか,私のこだわりにしっかり合うものが売られており,値段も明らかにやすかったため,ほくほくした気分でそうしたものをたくさん買ってきてしまった.

リュックの容量には限りがあったので,砥石やボウルは諦めたけれど,また今度寄ってみようと決意したのだった.