よるのおわり

日々を愛でる

プール

朝から涼しくて、部屋のなかにいてもあまり汗をかかない。自転車で出かけたときに理解する。いつもとは反対に、北風が吹いている。秋とまではいかないんだけど、秋の破片が飛んできたような1日。

 

約束していた場所に行くために、夕方、モノレールに乗って、海に近い鎌倉の山中を越えていく。途中、半分だけプールが現れて、監視員が高い椅子に腰掛けて水面をじっと見ているのが見えた。右手の山からだいぶ影がかかり、涼しい風も相まってか、見えている半分に泳いでいる人はいない。今日のこの時間帯なら、そこそこ寒いのではないかと思う。

 

向こうのほうには海が見えて、海と空の境界線ははっきりとしていた。