よるのおわり

日々を愛でる

休暇

月曜なのでどこもすいている。

 

午前中は識名園に行き、ときおり雨がザーザー降ってきたりするなか、庭園を歩いた。池にぷかぷかとたくさんの藻が浮いており、見た目には不思議な雰囲気になっている。よく見ると、水底にも同じような藻が繁茂しており、これが天然記念物のシマチスジノリなのだろうか…と思っていたのだけれど、違ったらしい。

構造は回遊式庭園なれど、生えている植物は明らかに亜熱帯のものだし、建物は赤い瓦の琉球スタイルで、しかし東屋なんかは中国風。園全体に不思議な雰囲気が満ちている。

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その後、新原ビーチに行き、カレーを食べる。食後、海に入る。遠浅のビーチが干潮の時間で、岸から50メートル以上離れたところまで、膝の上まで濡れることすらなしに歩いていける。

海水を吸いこんだ石灰岩がぽたぽたと水をたらし、小魚の群れがいるところの水面にはぷつぷつ泡が立つことを知った。(曇天だったこともあって、最初は雨が降っているのかと思っていた)

月曜だからか、ときおり雨が降る曇り空だからか、人は少なく、見渡す限り数えても、20人もいないくらい。みんな思い思いに楽しんでいて、去年の夏に来たときの喧騒(といってもだいぶ静かなほうだけれど)を思い出していた。

 

ぽつぽつ雨が降りはじめた頃に帰り支度をはじめ、本降りのなかを、気になるお店に寄ったり、ぜんざいを食べたり、コーヒー豆を買ったりしながら、帰ってきた。