よるのおわり

日々を愛でる

ピクニック

朝から最高の秋の日和で、前日から、今日はピクニックに行くと決めていた。研究所に行く途中の道から見える丘へ。Google Mapを見て、その丘は公園の一部になっていることも確かめた。

アイスコーヒーを挿れてマグに詰め、クスクスのサラダと、ニョクマムに漬け込んだ豚肉を焼いたのをレタスとパクチーで黒パンに挟んだサンドイッチを持って、歩き出した。朝は風が強かったけど、今はだいぶ弱まって、まるで夏のような暑さ。

さて、こちらのほうかなと思って適当に歩いていたら、まったく見当違いな道に出てしまう。Google Mapを頼りに道をたどりなおし、無事に丘に着いた。

 

丘では、子連れの三世帯家族とその友人みたいな人たちが、木の下の木陰にシートを広げて、くつろいでいた。

私はもう一本のケヤキの下に座り込み、研究所のほうを見下ろしながら、お昼を食べた。吹き渡る風に汗が乾いていって、とっても気持ちがいい。

研究所に至る道はここから見えて、本当にすぐそこにあるように見えるのに、いざ歩いて来ると、けっこう距離がある。夢のなかでよく見るように、ここからぴょーんと大きなジャンプをして、下の道に着地する妄想をする。

 

お昼を食べ終わり、蚊に刺されそうになったためその場所を去り、広い公園の中を歩いて帰ってきた。

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