よるのおわり

日々を愛でる

大阪へ

名古屋で開催される展示を観ようと、一晩泊まったのだけれど、会場に朝一番で歩いて行っても、開いている気配がない。スマートフォンを取り出してもう一度確認すると、明日からとのこと。なんてこった。重い荷物を背負って30分くらい歩いて来たのが惜しいような気分。

気を取り直して、そのまま次の予定地の大阪に向かう。予定は夕方からなので、ローカル線でゆるゆると移動する。関西方面の中距離ローカル移動にはこれまでJRを使っていたけれど、今回は経路上、近鉄になった。その結果、山間部を通り抜けるいつもとは違った雰囲気を肌で感じられて、とてもおもしろかった。名古屋では日が差して、歩くと汗ばんできたので長ズボンの裾をロールアップしたりしていたのだけれど、山間部の温泉駅では雨さえ降ったりして空気の密度が高く、開いたドアから流れ込む冷気を防ぐために、膝にストールをかけてもまだ寒かった。

 

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大阪ではまた気温がもとに戻り、秋晴れの爽やかな都心部を抜けてゲストハウスにたどりつき、重い荷物を置いて身軽になって、仕事先へ歩いて行った。

お昼がわりにたこ焼きをはしごし、仕事が終わった後には、夜の住宅街や公園を抜けてゲストハウスに戻り、荷物を置いて銭湯に行ってみた。追加料金なしで入れるサウナがついている関西方式。

駅の高架下のおいしそうなお店をうらめしく眺めつつ、ゲストハウスの布団に潜り込んだのは23時を過ぎていた。

設備は最高だったけれど、この日もあまりきちんと眠れなかった。

 

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