よるのおわり

日々を愛でる

牛乳パック

家の牛乳がもうわずかとのことだったので、帰りがけにコンビニで1リットルパックのを買った。最近手首が酷使されているので、片手で持つと腱鞘炎になるかなという思いと、接地面積を少なくしてできるだけ温まらないようにしたいという思いを両方とも叶えるため、おなかの前で捧げ持つようにした。遺影を抱えているみたいになったので、それならままよと思い、パックの正面を前に向けてやった。おそらく弟と母親とともに、前を行く女子高生が振り返って、訝しげにこちらを見ていたので、知らんぷりをしてそのまま歩いた。