よるのおわり

日々を愛でる

猫を追う

家の前の道の向こうを白ブチの猫が歩いてたので目で追ってみる。「にああ〜ん」としゃべりかけるような声を出したので、何かと思ってさらに前方を見ると、別なトラ模様の猫が休んでいた。どうなるのか見届けたかったけれど、白ブチもトラも歩いていき、視界から隠れてしまった。

しばらくして、また猫の声が聞こえた気がしたので、家を出てみた。猫はどこにもおらず、かわりに、オオコウモリが夕闇の空をふわふわと横切っていった。