よるのおわり

日々を愛でる

春の夜の匂い

久しぶりに、早朝まだ暗いうちに家を出た。ふわっとした匂いがして、ああこれは春の夜の匂いだったと気づく。胸がきゅっと締めつけられて、でもどこかわくわくしてくる、大好きな匂い。

春の夜の匂いは何からできるのだろうと考えながら、これまた久しぶりな自転車を走らせた。朝焼けで空がピンク紫になっていた。