よるのおわり

日々を愛でる

石獅子

10連休の終わりのほう、南のほうに行ってきた。いつもはぜんぜん人がおらず、のびのびと車を走らせて道の駅に立ち寄ったりするところが、どこも混んでいる。さすが観光地。この調子だと、中部やモノレール沿いはもっとひどいだろうな。

とはいえ、われわれは石で作られた獅子を巡ってきたため、行った先々ではほとんど難儀しなかった。とぼけた表情の獅子が、道の脇や草むらにぽつんと鎮座しているのをみつけたときの喜びは大きい。正確な場所はわからないから、近くに車を停めて、あちこち歩いて探しまわる。遠くのほうから、あれ!あれじゃないかな、とみつけるのも楽しい。

f:id:tsutatsutatsuta:20190510144610j:image
f:id:tsutatsutatsuta:20190510144603j:image

もうひとつの目的地として樋川を探していたときには、門中墓に迷い込み、厳かな気配に圧倒された。森を抜けてお墓に出ると、そこだけきれいに掃き清められており、お供え物の前に、白いふわふわした鳥の羽やススキみたいなものが風に揺れているのが見えた。

f:id:tsutatsutatsuta:20190510144953j:image

連休が終わってからはずっと曇っている。