よるのおわり

日々を愛でる

雨のバン

夜になって雨が止んだあとには涼しい風が吹き、湿度は高いけれど外に出ていると気持ちがいい。この風なら蚊もやってこないだろう。Lを抱っこして廊下から外を見ていると、たまに車が通ったり、もっとたまにオオコウモリが飛んだり。

まだ雨が降っていた夕方、増水した川からはバンのつがい?親子? (一方は鼻が赤くて体は真っ黒のいつも見るやつ、もう一方は地味な色でやや小柄) が出てきて、道路の上を歩いて向かいの草むらに入ったり、車に驚いて道路の上を走ったりしていた。その後バンたちは歩いていき、見えないところに行ってしまった。このあいだ大雨で川が氾濫したとき、バンたちはどこにいるのかと訝しんでいたけれど、きっとどこかに隠れ家を持っていたのだな。