よるのおわり

日々を愛でる

林道と海岸

林道を通り抜けた。わかりづらい入口を、マップを見ながら探し当て、35キロの山道を延々と。2時間かかって出口にたどり着く頃には、そろそろ夕闇が広がりかけていた。心細くなるような、自然に呑み込まれそうな道だった。

その後、西側の海岸を目的地目指してひた走り、陽が海の向こうに沈んでもしばらくは空気に薄紅色が宿っているのだな……などということを考えながら、涼しい風に当たっていた。なんだか、幸せな時間だった。

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