よるのおわり

日々を愛でる

ととのう

ひさびさに外でごはんを食べて、川沿いを歩いて帰る。おいしいクラフトビールをいくつか飲んで酔っており、5月のまだすこし冷たい夜風に吹かれながら、手すりに寄りかかって、川面に映ってゆらめく街灯の明かりを見ていると、ふわふわといい気持ちになっていた。サウナとか銭湯で気持ちよくなるときの、いわゆる「ととのう」というやつに似ていた。