よるのおわり

日々を愛でる

お盆の暑さ

灯台に行こうと出かけると、駐車場がどこも満車で長い待機列ができている。海水浴場が近くにあるため、そういう車がたくさん来ているらしい。今年はこの地方の海水浴場はすべて閉鎖されてたんじゃなかったっけなどと思いつつ、どうしようもないので帰ることにする。灯台は逃げないからまた来ればいいのだ。

このまま帰ってしまうのも何なので、前を通りかかって気になっていたモールへ寄り道。モールを抜け出して、窓から見えていた海沿いの公園をふらつく。本当に暑い。そして、20代の後半くらいから本当に欲しいものがなくなったな……などと思いながら食品だけ購入してモールをあとにする。

帰ってから、お盆の時期だけ公開されるらしい『盆の国』を読んで、『リメンバーミー』の日本版のようだと思い、死者の世界の捉え方や「怖さ」の感覚の違いをおもしろく思った。

そういえば、京都に暮らしていたときは、毎年この時期はフィールドに出ていて、せっかくの送り火を見られなかった。

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