ちょっと前に、「日本・チェコ交流100周年 チェコ・デザイン100年の旅」という展示を観てきた。萌え絵っぽいミュシャとか、『1984』の挿絵に使われていそうなチェコキュビズムとか、ふむふむと思いながら観た。
1920年代に日本を訪れて、小笠原や富士を旅したチェコの画家 (ヴァーツラフ・フィアラ) がいたことを知って、その著作を読んでみたくなった。どうやら日本語のものは一般には流通していないようで、美術館の図書室で読めるのだとか。今度また行ったときに読んでみよう。ヤロスラフ・イェジェクのデザインはシンプルな流線型が美しくて、けっこう好みだった。フクロウの置物なんかとても良い。また、リブシェ・ニクロヴァーの膨らましトイもかわいらしくて良かった。
チェコとはちょっとした縁があって、その縁は今のところ切れてしまっているけれど、なんだか気になっている国だ。