こちらでは土日に蚤の市がよく開かれている。冬のあいだは野外のものは開催されないようで、市内最大の市が今年最後とのことで、土曜に行ってきた。駅からしばらく歩くと、公園の横の広場に人びとが思い思いに品物を広げている。洋服が半分近くを占め、子供用品やガラクタ的なものもある。蚤の市はけっこう好きなのだけれど、文化が違うためか、ここではそこまで心が躍らない。わたしはもっとチープでナンセンスなものが好きなのかもしれない。
Fredriksberg公園のほうに蚤の市の本体があるのではとのことで、そちらに足を向ける (後日聞いたところによると、本体は前の週で終了していたそう。残念)。工事中のため入口がわかりづらく、しばらく歩いて公園の中へ。内部を歩き回っても、それらしいところはない。Lがベビーカーで寝たため、また公園を出て蚤の市のほうに戻り、落ち着いて見られなかった分を見回る。近々市長選挙が行われるため、候補者だか政党だかがキャンペーンをはっていて、無料でコーヒーを配っていた。それを飲みながら見て周り、やはりそんなに心躍るものはなく、せっかくなのでまあ公園を歩いて行こうということになる。
公園はかなり広く、芝生と木々の林を抜けると、紅葉のきれいな木が坂道に並び立っていて、その上には動物園があった。前々から来たいと思っていたけど、ここにあったのか。しかし秋休みの初日だけあって、入口には行列ができている。また今度朝早くに来よう。
公園はその先にも広がっていて、道路を渡ってそちらにも足を伸ばす。お腹も減ってきたので、公園を抜けてしばらく歩き、パン屋に入っていろいろ購入。ち公園まで戻り、秋の快晴を楽しむ。散歩中の犬がじゃれていたりしてかわいい。
その後、起きたLがトイレに行きたいというのを慌てて連れていったりしつつ、川沿いに歩いて公園を抜けて、大通りを歩いて隣の駅へ。RAINSのレインコートを購入。そこからさらに歩き、中央駅まで来て、駅の周りのアジア食材店を物色。そうして、電車に乗って家まで帰ってきたのだった。
