よるのおわり

日々を愛でる

夏時間とニラ

土曜、今日からサマータイムに変わっているはずだけれど、実際に変わるのは何時なのだろう。朝、オフラインのスマートフォンの電源を入れると5時半で、それなら起きてもいいか…と起きるとリビングの時計は4時半。オフラインでもサマータイムに変わるのか、なんてことだ。睡眠時間を1時間失い、しかも実際の時刻はすでに1時間進んでおり、合計2時間損した気分。

朝は早めに出かけて、バスに乗って森まで。途中までしか行かず、そこから数十分歩くと(足元がぬかるんでおり、馬糞なんかも落ちていて、長靴で来ればよかった…)木々の中に入る。細かい雨がときおり降ってくるなか、道端をキョロキョロしつつ歩くと、あったあった!クマニラである。有毒の水仙との違いは「ニラの匂い」らしく、嬉々としてRが収穫していくのを匂いを嗅いで確かめる。まだちょっと若いようで、香りもみずみずしい。水仙と違って、木の下の日陰に群生していて、無造作にぱっぱっと生えている感じで、葉も薄めで、より草感が強い。
2-3ヶ所の群生地を通り抜けて一袋分ほど控えめに採り、別のバス停のある海辺へ散歩。森の中の濡れそぼった春の感じが気持ちいい。冬?というほど寒いけれど、真冬の寒さではないので春はやはり来ているのだろう。(グミをあげながらだけれど)Lもよく歩いてくれてありがたい。

帰ってお昼を食べて、少し休んだ後にまたおでかけ。ショッピングモールを冷やかしているとあっというまに時間が経ち、ベトナムショップで急いで買い物をして、友人のお家へ。猫ちゃんも一緒に楽しい時間を過ごし、帰る頃にはもう真っ暗。メトロはコンサートのお客さんで今までにないほど混んでおり、ひとつ見送ったものの相変わらず混んでいるので意を決して突入。みんなできあがっており、別々に乗った空のベビーカーを見て「子供はどこ?」などと陽気に聞いてくる。(デンマーク 語だったのでたぶんそういうことを言っているというくらいの理解しかできず)
アリーナのある駅でみんなどっと降りていき、落差の激しい車内を終点で降りて家に帰った。その晩はみんなよく眠った。

 

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