よるのおわり

日々を愛でる

雨の行ったり来たり

冷たい雨の日、話し合いを終わらせて家を出て、平成な感じの飲食店街を抜けて、昭和な雰囲気の地下街へ。ベトナム料理でお昼。おいしい。その後、ミスタードーナツで時間をつぶし、来客と無事に合流。移動した先では誤った場所を教えられ、電話をしても塩対応で、大きな荷物を転がしながらやっとのことで到着。あとは任せて出てくるも、どうも間に合わない。Lを回収し、電話をかけて、急いで移動。いろいろが終わって帰路につく頃にはどっと疲れてしまい、カフェでコーヒーを飲みながら休憩。地下鉄を通って電車を乗り継いで帰ってきて、雨に暗く照らされた河を見たら、波が遡上してきていた。

自由の大学の不自由な日々

日中はひいひい仕事をして、午後に空港へ。やや時間があったので珍しくラーメンなどを食べる。まずは移動。ついた先でターミナルを間違えたりもしながら、広い待合場所もあったので、デスクに座って仕事を進める。日付が変わる前に搭乗。隣のひとつ空いた一番前の良いところで、北回りで14時間もあるので、ゆっくり晩ごはんを食べた後でぐっすり眠る。わりとよく眠れて、朝までずっと眠っていた。降りて乗り継ぎ。オペレーションが良くなくてとても時間がかかったけれど、なんとか間に合う。昼過ぎに到着して、みなさまと合流。バスに乗って宿舎まで。
チェックインはまだなので、自由時間をさっさと抜け出して地下鉄で都心部へ。おいしいコーヒーを飲んでモダンアートや名所を見て、寒い雨に冷やされて、戻ってきて部屋に入り、シャワーを浴びて、プログラムの開始。その夜は懇親会があり、移動の疲れもあって、居心地のいい部屋に戻ったらすぐに眠った。

翌日、朝はやっぱり早く起きてしまったけれど、寝たのが早かったのでそこそこよく眠れた。興味深い話がずっと続き、とてもおもしろい。中身の濃い一日が過ぎつつ、午後になると時差で辛くなってくる。夕食もそこそこに部屋に帰る人たちが多く、私もそれにならう。

しかしこの日は眠りも浅く、朝も、時差ぼけのため、まだ朝とはとても言えないようなとんでもない時刻に起きてしまい、眠れなくなってしまう。スライドを修正し練習をしたりするも、頭がぜんぜん働いていないのを感じる。これはだめだと思って、まだ暗いなかを散歩に出かけた。
散歩で気分は良くなったけれど頭は働かず、頭痛も出てきて、そのため、午前中の発表では原稿を読む形式に急遽切り替えた。けれど、これが良い判断だったのかはよくわからない。アドレナリンが出ていて質疑応答などはすらすらと答えられており、原稿がなくてもなんとかなったようにも思う。その一方で、原稿がなければもっとひどいことになっていたかもしれないとも思う。現実は一回きりで、「もし」の行方は私にはわからない。
頭痛がひどくて午後は少し休もうかと思っていたけれど、お昼を食べたらやや持ちなおして、そのまま参加を継続。夕方からはバスに乗って都心に移動して、宮殿の見学ツアー、街の散策、老舗の酒場での懇談会。帰りのバスでは相手国の人とゆったりいろいろなお話。この日はとてもよく眠れた。

翌日、午前中ですべてのプログラムが終わり、自由時間に昼過ぎから都心へ。博物館を見て、治安のあまり良くない駅のそこそこのカフェに立ち寄り、宿に戻ってきた。夕食をみなで食べ、翌朝は早いので適当なところで引き上げて部屋へ。

翌朝も早く起きてしまうけれど、この日はもう帰国だからいいのだ。5時前にロビーに集まり、バスで空港に移動して、空港にスーパーがあったので初めてお土産の購入。チェックインを済ませて朝ごはんにサンドイッチとカリーブルストを食べたけれど、高いばかりでそんなにおいしくなく、お腹の調子も悪くなってしまう。なにはともあれ搭乗、ハブ空港でするすると出国、次の飛行機に乗り込み、今度はあまり良くない席で質の悪い眠りを眠ったら、朝に日本に到着した。そこからターミナルを変わって、コーヒーなどを飲みながら少し待ち、そのあとにまた飛行機に乗って、やっと帰ってきた。お腹の調子が引き続き悪くて、お昼はそんなに食べず。おうちで、たまった仕事を眺めてぼんやりしつつも仕事をして、帰ってきたRとLにおみやげを披露したら、その夜はやはりぐっすりと眠れたのだった。

会場の周りの郊外の落ち着いたすてきな雰囲気と、居心地のいい部屋、集中してあっというまに過ぎたプログラム、夜のバスの眠たげな暗さ、異国の興奮と雨の冷たさなどが印象に残っている。



夜の電車

人のあまりいない在来線に乗って夜中に移動するのには独特の雰囲気がある。乗り換えの時間がしばらく空くのを利用して、この先の長丁場を乗り越えるために腹ごしらえに出かける。この駅には改札のすぐ外にカフェがあるはずと思っていたら、名前のよく似た別の駅であった。前にも同じ間違いをした。けれども数分歩いた先にはやっぱりカフェがあり、乗り換えの時間までに間に合うかどきどきしながら注文をしてコーヒーとサンドイッチを待った。あまり見る暇がなかったけれど、外はその先海になっていて、夜で人も少なくなったカフェの店内は居心地が良さそうだった。
海風を感じながら駅に戻り、電車を待つ数分でサンドイッチをぺろりと平らげてしまった。お昼から時間が空いていて、お腹も空いていた。
座ってゆっくり仕事をしながら、混み合うことのない電車で帰ってきたのであった。

呼子旅行

朝早く出るつもりがゆっくりになる。空の深さも空気の涼しさも、もう夏が終わったことを示している。ただまあ、ひなたに出ているとそれなりに暑い。高速に乗って、PAで一回だけ休憩して、なんとなく目的地の近くに着いた頃には昼前。ドライブインと名前のついた昔ながらな感じのレストランでお昼。ちゃんぽんなどおいしい。
最初の目的地に到着。台風の影響で風が強くて、ときおり雨もぱらついてくる。波がどんどん打ちつける岸壁を上から見下ろすように歩く。六角状柱が美しい。すさまじいところである。
そこから第二の目的地に移動。お城を見学し、お茶をいただいて出ようとするとちょうど強い雨になる。30分間ほど雨宿りして、小降りになったところを移動。博物館へ。とても力の入った展示で、いろいろと興味深く見学。
その後近くの道の駅でおやつを食べ、みやげものを冷やかし、宿に移動。宿は想定とわりと違い、また周りに食事を食べられるところが何もなく、検討の末、スーパーで食材を購入して調理することに。食べたかったイカもなく、残念。食材を置いて銭湯に行き、暖まって帰ってくるともういい時間。刺身などを切り、買ってみたもののあまりおいしくなかった日本酒などを傾けながら、静かな夜ごはんとした。夜中も風が強く、窓の外はがたがた言っていた。

翌朝、起きて身支度して朝市へ。混んで並びすぎていて、その場で食べる系のものはほとんどなにもできない。戦略を切り替えて、持ち帰り用のものをいくつか購入し、車を回収して宿に戻る。イカの一夜干しを炙ったりして、トンビを警戒しながら、2階のベランダで朝ごはんにする。秋晴れの気持ちいい空が広がり、しかし朝の空気はまだひんやりとして、眼下には海が広がっており、くつろいだひとときとなった。食後には甘味とコーヒー。
宿をゆっくり出て、移動を始める。近隣の施設は車が列を作っており、諦めた。まずは展望台に行って併設されたコーヒーを飲む。おいしい。そのままイカにチャレンジするかということで行ってみると、それほど待ちなく入れそう。30分ほどで通され、イカのいろいろな料理を堪能。待ちはどんどん長くなっており、早めに入って正解だった。
食後は岬のほうに。狭い道を別のイカに向けてたくさんの車が待っていて通れなくなっており、ここは迂回してその先へ。灯台を背景にし、強い風と秋晴れの空の下にウシがのんびりとしている。その下を覗くと急な斜面の下に波の高い海。美しくもすさまじいところだった。
次は海洋プラスチックのセンターに。コーヒーを飲み、展示を見て、Lがキーホルダーを作り、終わってみるともうけっこういい時間。もう帰ろうかということになり、ゆるゆると出発。下道をだいぶ来て、高速に乗る前の最後のスーパーで夕食の材料を買って行こうとすると、行きに立ち寄ったのと同じスーパーであった。最後までめぐりあえなかったイカや、Lの熱望したサーモン握りなどを購入し、家に着いた頃にはもう暗くなっていた。
一夜干しを炙り、刺身を切り、イカ明太を開け、すっきりとおいしい萩の日本酒なども開け、昨夜の無念を晴らした満腹の夜となった。



熊本旅行3-4日目

朝起きてすぐは涼しいけれど、遮るものがないこともあって、すぐに暑くなってくる。周りのコテージでは朝ごはんも手を込んだものを作って優雅にやっている。いいなあ。しかし私たちもさらにいい朝ごはんを目指すのだ。身支度をしてすぐにチェックアウトし、カフェを目指す。もし林の中にあり、朝の爽やかな空気の中で、フレンチトーストとチーズトースト。コーヒーもおいしい。おいてある雑誌もおもしろくて、ついつい読み耽ってしまった。『新百姓』はじめて読んだ。
カフェを出て次は本命の山へ。まずはビジターセンターで展示を見て、続いて山登り。横を見るともっと高い丘があり、人の数も少ない。あちらに行ってみようということで登り、暑い疲れたと言うLをなだめつつしりとりなんかもしながら登っていった。ひとまずの頂上につき、さらに先もあったけれど、そちらには行かずに引き返す。入山規制されているだけあって、火口からはもくもくと煙が上がっているのが遠くに見えた。
丘を降りるとけっこう時間が経っており、またわりと疲れており、冷たいコーヒーを飲みながら休憩。ひと休みした後はまた車に乗って下山していった。
山を降りるとすぐに雰囲気が変わる。街を抜けて畑を抜けて、ホットドッグのお店へ。おいしく、眺めがよく、きれいに整えられた敷地も心地よい。たくさん歩いたせいか、遅い昼食後もまだお腹は減っており、さらに走ってカフェへ。眺めの良い外の席でコーヒーとかき氷をおいしくいただく。いつも視界の端には阿蘇山が見えて、あぁいいなあと思う。
真夏の暑さをさらに抜けて、銭湯へ。早い時間で小さいところだったこともあってか、お客はほかにいない。鉄分の多い温泉と使い込まれた渋い施設を心ゆくまで堪能して、暑い街中にまた出てきた。その後、近くの温泉街をぶらつき、クラフトビールを購入し、宿へ。
宿は山の中にあり、かわいらしい感じ。さっそくお風呂に入り、部屋で少しくつろぐと夕食の時間。ワインと一緒に何を食べてもおいしくて、幸せな気分のまま寝床に入る。しかし、コーヒーを飲みすぎたせいか寝つきが悪く、しかも夜中に謎の何かに足を刺される。まあこういうこともある…。朝ごはんもおいしくて、部屋に戻ってからはチェックアウトまですこしお仕事。いろいろ溜まっている。
宿を出て旧街道に行って少し歩き、唐揚げを食べ、山の稜線を走って名所まで。こういう名所は例に漏れずだいぶ混んでおり、なるほどこんなところかとひと通り見て、そこを後にする。山を抜けていくと、蕎麦街道なるものがあり、引き返して通ってみるとなんだか良い感じ。天ぷら蕎麦はおいしかったけれど、やや油がもたれてしまった。
また道を進み、九州で一番暑い街で少し休憩。たしかに暑い。海外からの観光客がたくさん。そこからは高速に乗り、2-3時間くらいで帰ってきたのだった。