よるのおわり

日々を愛でる

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

悪い夢

Lが夜からずっとぐずりっぱなしで、なかなか目を閉じず、眠ったあとも目を覚ましそうになる。ときどきキューと辛そうな寝言を言っている。こんなに若いときから、なにか悪い夢でもみているのだろうか。

お前と俺とは赤の他人だ

10年ぶりくらいに『東京ゴッドファーザーズ』を観た。あらすじをまったく忘れていたので、もう一度はじめから楽しめた。(忘れることにもこんなメリットがあるのだ)雪が降った東京の冬の景色や、年末年始の東京のからっぽになった雰囲気を思い出して、ああい…

100日会

子供の産まれた病院で、生後100日のお祝いの会があった。実際にはまだ100日ではないけれど、産婦人科が昨年末で閉鎖になっており、100日以下でもすべての子供をまとめてお祝いしてしまうということになったそうな。キリスト教系の病院なので牧師さんの話があ…

末吉の森

歯医者の付き添いでお出かけしたあと、前々から行きたかった食堂でお昼。ゆし豆腐もふーもおいしくて、定食にはチキンカツやらぜんざいやらもついてきた。どうりで繁盛しているわけだ。その後、車で通り過ぎるときにふと見かけた公園へ散歩に。見かけたとき…

バゲットは昼から

ホームパーティをした。キノコのアヒージョ、アボカドとトマトのグァカモレ、ニンジンのラペ、鶏ムネ肉のチキンステーキ、レタスとルッコラのサラダ、そのほか生ハムやチーズやオリーブの実など。バゲットはどこも昼過ぎからしか作らないとのことで、入手で…

オレンジの風車

朝、ちょっと暖かい空気の中で、夜が明けようとしている。遠く向こうに、オレンジ色の朝日に染まった大気の中に小さな風車が回っているのが見えて、あそこでは今、風が吹いているのだなとわかる。 のちほど、珍しく早くに起き出してきたRが、今日は空が真っ…

猫の人

夢のなかで、私たちは本当は猫だった。昼のあいだだけ、ヒトの姿かたちをしている。しかし世の中のほぼすべての人びとは実は狼で、私たち猫は猫であることがばれると迫害されるため、秘密結社を作っていた。

また流れ星

夜空にスッと線を引くように、薄い橙色の流れ星が目の前をシューッと消えていった。体感的にはだいぶ長いあいだ見えていて、後半のほうは本体がモロモロと崩れていくのさえ見えていた。 見とれていて、ただ「ほー…ほー…ほー…」と心のなかで言いながら、感心…

猫と月

夕方のすこし前、散歩にでたら、塀の上に乗って向こうを一心に見つめている猫がいた。私には気づいていないようだったので、そろりそろりと忍び寄る。ビルケンシュトックのサンダルが砂利を踏む音が悔しい。 あとちょっと、というところで気づかれて、振り向…

崖の桜

谷地を見下ろす崖沿いに、桜の木がたくさん植わっているところを見つけた。季節になったらまた来よう。先の楽しみがひとつ増えた。 坂の下に見える海には陽が照っていて、きれいだった。

ピンク

花の咲いているところ、遠くのほうにピンク色の花びらのようなものが落ちており、 近づいてみると、プラスチックのコップだった。

Excellent

せっかくなので初詣の様子を観察してこようかということで、成田山に行ってきた。成田山、全国にあるのだな……。出店の様子もそれらしく (山羊汁があったりする)、風は吹いていたけれどそこまで寒くはない。おみくじは、英語表記のものを選んでみたら、大吉だ…

2018年に読んでおもしろかった本

2018年はそこそこ本を読めたような気がする。数えてみたら60-70冊くらい。でもまあ、まだまだ時間は確保できていなくて、積ん読は積み上がっていくばかりなのだけれど… そのなかで特におもしろかったものをあげておく。選に漏れたけれど、ほかにも、『いのま…

ゆっくり

朝、なぜか起きられたので、近所の浜辺に朝日を見に行った。海岸線に沿って人がたくさん待機しており、港ではエイサーまでやっていた。風は吹いていたけれど、そこまで寒くはない。空は紅くなったけれど、「初日の出」そのものは見られなかった。(気配はあ…