よるのおわり

日々を愛でる

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

仕事と昼寝

午前中はプログラムの修正をして、当初の想定以上の時間がかかってしまったものの、思うとおりの出力を得た。午後にはそれで気が抜けてしまったのか、早朝目が覚めたのがひびいたか、あまり集中力が続かない。メールなどを書いたりしてずるずると過ごし、肝…

火災

目がさえてよく眠れず、なんだか胸騒ぎがして朝早く起きてしまった。twitterを見ると、首里城が燃えているというニュースが目にとびこんできて、泣きたいような悲しい気持ちになってしまった。オレンジ色の日が昇って、屋上のほうに出てみたけれど、煙や炎は…

リゾート

Rの友人の結婚式について行き、リゾートホテルに泊まった。 夕方にはバルコニーから夕日が見えて、夜にプールは青く光り、ロビーにはさまざまな人が行き交い、秋の涼しい風のなかで、ホテルは静かにざわめいていた。翌日、朝ごはんは豪華でおいしく、部屋で…

秋の夜

夜の道を歩くと、いろいろな家から明かりが漏れていて楽しい。モダンな家はどこか開放的で、オレンジの光が涼し気な雰囲気である。幅の狭い路地に古い家があちらこちらと建っているところは、人も建物も息をひそめているかのよう。 道の向こう、街路樹が街頭…

古道の祝日

夜中に雨が降り出したようで、早朝はざあざあ降りの音が響いていた。こういうときに限って、前夜洗濯をして外に干している。早朝から泣き始めたLをあやしていたら眠れなくなってしまい、結局5時から起きて書類を書いていた。午前中はそのままファミサポを利…

呼子

1時間電車に乗って、終点のひとつ前の駅まで行き、そこからさらにバスに40分乗って港町にたどり着いた。朝市の最後の10分だけ、雰囲気を感じることができた。イカバーガーを食べて腹ごしらえし、みかんを袋で買って非常食とし、静かな道へ踏み出していった。…

秋のはじまり

朝、外に出たら涼しい風が吹いていたのでびっくりした。もう完全に秋の気配だった。思わず、朝ごはんを食べていたRに「外が大変なことになってるよ!」などと言ってしまった。空は雲ひとつなく晴れて、周囲の木々は真夏のときのような勢いを失っている(それ…

真夜中のセミ

八丈島の夜、意外と楽しかったかも、とRが言った。セミが入ってきたよね、と。 そういえば、たしかにセミが入ってきた。もう日付が変わって、アルコールもまわって、そろそろ寝ようかというとき。外からツクツクボウシが入ってきて、電灯にとまっていた。し…