よるのおわり

日々を愛でる

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

夢、もりだくさん

暴風が吹き荒れるなか、人々とともに、だだっ広い校庭のようなところを駆けていた。岩石が飛んできたり、幹の周囲が4-5メートルはあろうかという大木が倒れてきたりした。それらを上手にかわして逃げながら、建物の中に駆け込んだ。 調査地のベッドに眠って…

窓の外の夜

夜中、眠いところをちょっと起きていて、なんやかやと作業をしていた。 寝室に行き、窓を少しだけ開けておくために厚いカーテンを持ち上げると、外にはガス状の雲にすかして、月が出ていた。あと数日で満月になる。こんなふうに、夜中にふと外を眺めるのが好…

どうでもよいけれど、どうでもよくはないこと

たまに、ほんとうにどうでもいいことを書きたくなってくる。こちらに背を向けて、猫がひなたぼっこしていたところを通りすぎると、その猫はビクッとこちらを振り向いて、そわそわ落ち着かなさそうにしていた。けれど立ち去ってしまうにはその場所が惜しいら…

極東の食べ物

庶民的な食堂などでは、カウンターの中にいろいろ、お皿や料理が並んでいて、これをください、と指し示して自分の好きなものを取っていく。野菜もけっこう豊富で、サラダもいろいろ種類があるのがうれしい。なんでもおいしかったのだけれど、特に気に入った…

極東

極東の大学でシンポジウムがあり、参加してきた。東京はもう初夏の雰囲気だけれど、こちらはまだ冬の気候で、晴れ渡っていても風が冷たく、気温も低い。夜は冷え込む。しかし最後の2日間はTシャツ一枚で過ごせそうな暑い陽気。どうなっているのだろう。とき…

リスの藪

朝、窓を開けると、電線の上をリスがつたっており、向かいの藪に消えていった。そういえばこの藪からは、布団を取り込もうとした夕方に、猫が出てきたのも見た。猫はこちらに気づかず気楽に歩いていて、私が布団挟みを外すと、その音で私に気づいて、こちら…

名前

半分風邪をひきながら見た夢のなかで、どうしても、Rの名前が思いだせない。名前だけでなく、顔かたちやたたずまいも、すっぽり記憶から抜け落ちている。なんとか思い出そうとしても、現れてくるのは昔の恋人のことばかり。すこしずつ、記憶の糸をたぐるよう…

海と犬

日曜の午後はきれいに晴れ渡って、海辺の道も気持ちが良い。端まで行くと、石ころだらけの浜辺におりられる。3歳くらいの子供をつれた男女がおり、男は小石を拾ってはひょいひょいと海に投げ、水切りをしていた。とてもうまい (5回以上跳ねている)。乾いた小…

春のはじまり

GWの前の金曜日,自転車に乗って帰ってくると,もう汗いっぱいになってしまって,部屋の中は西陽にあたためられてもわもわとしていた.夜は,はじめて厚手の毛布をやめて,薄手のブランケット毛布に切り替えた.翌朝,空は痛いくらいに晴れあがり,雲ひとつ…