よるのおわり

日々を愛でる

インフルエンザ

雨が降るなか病院にLを連れていくと、熱が高いためCOVID-19の検査をしてきてくださいとのこと。近くの薬局に行って抗原検査のキットを購入し、その場で確認。1700円もした。結果は陰性。また病院に戻って結果を見せるとやっと入れてくれて、別室で待ったのちに診察。インフルエンザの検査キットを使い、陽性。どうせ検査するならここで両方とも調べてくれれば良かったのになあ…と思いつつ、淡々と受け入れる。わたしにも感染ると共倒れになってしまうので、予防的にタミフルの処方もお願いする。
しばし待ったのちに解放されて、雨が降るなかを先ほどの薬局へ。咳止めの薬が置いていなかったらしく、だいぶ待たされてから処方が出る。もうすでにお昼前。待っている間に辛そうなLはわたしの膝で眠ってしまう。起こすのも忍びないけれど、処方された薬だけその場で飲ませる。抱っこして抱えて薬局を出て、通りをずっと歩き、ひさしのあるバス停まで。トトロのサツキちゃんのような状態で待つ。雨のためバスは遅れに遅れ、そこに見えているのになかなかたどりついてくれない。やっと到着したバスは憎らしいほどにすいすい進み、最寄りのバス停に到着。コンビニで最低限の食品だけ買い込み、雨が降る中を家まで抱っこ。重くなったものだ…。
やっと家にたどり着いた頃には昼を大きく過ぎており、急いで布団を敷いてLを寝かせる。しばらく布団が干せていないので湿っていて気持ちが悪い。部屋の掃除もできていないので埃もたまっている。Rは出国のため大急ぎでいろいろの手配をしており、わたしは今週予定していた仕事がすべてパーに。ああこれが人生…という感じ。

Lはその後こんこんと眠り、Rを送り出すときにも眠っていた。起きてRがすでに家を出てしまったことに泣きつつも、通話をして少し落ち着く。前日はフルーツなど食べられるものだけでもわずかだったのが、この日は豚汁やカニパンを喜んで食べる。早々にまた就寝。夜中にわたしだけ目が覚めて、額を触ってみたらすでに熱は下がっていた。
翌朝、Lはすっかり平熱に。ほっとひと安心。この日は一日中雨が降っており、おとなしく遊ぶLを横目に、オンライン会議を3つこなし、合間に家の片付けをしたりして、静かに過ごした。
その次の日は快晴で、洗濯物と布団干しを次々に片付ける。朝にLは自分から布団に入ってお昼寝。。貴重なお仕事タイム。あまりに良い天気なので、お昼を食べたあとにリハビリを兼ねてお散歩に出かける。そのついでにルンバを動かす。この日は夕方前にふたつオンライン会議が控えていたので、あまり遠出せずに戻り、おやつを食べたりした後でお仕事。散歩で疲れたのか、布団に入るなり夜にはあっというまに眠っていた。
翌日は曇天。この日には皮肉にも何の会議も入っていなかった。片付けの仕上げをしたり、一緒に遊んだりしつつ、昼過ぎに家の周りを散歩。朝と夕方にLは自分から昼寝。それぞれ2時間くらい眠り、まだ本調子ではないのだなと知る。夜中から雨が降り始めて、雨戸がガタガタと揺れていた。
次の日は朝から風の強い大雨で、保育園に送り届けたあとになんとかバスに乗る。今日もお休みでも良かったのだけれど、行かねばならないところがあり…。

 

Lと同様、それまでのイベント続きでわたしもだいぶ疲れていた様子で、このあいだは有給をあててしっかり休み(それでも会議などは普通に入っていたのだけれど…)、部屋の片付けなども済ませ、結果良ければすべて良しの、まあそれはそれで良い休みとなったのだった。