よるのおわり

日々を愛でる

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ピンクのユニコーン

街中に落ちていた子供の手袋に描かれていたピンクのユニコーンが、じつは、麻薬の密売なんかに手を染める悪の組織のトレードマークだった。という夢。

見えない雪

最近ことに冷え込んでいて,日中の最高気温も氷点下という日がある.朝起きると,凍った川の上が真っ白になっていることがあって,霜でもおりるのだろうかと不思議に思っていた.ひときわ冷え込んだ日曜,朝のリビングでひとり仕事をしていると,見えないく…

行ったり来たり

だいぶ前になってしまったけれど.お昼前に職場から帰ってきて,ゆったりしているとあっという間に家をでなければならない時間.スーツケースをごろごろと引っ張りながら,空港へ.KLMを使って,まるまる1日くらい.あちらの空港には夕方に着き,ほかの人び…

外が冷たい

寝苦しいような気がして,真夜中に突然目が覚める.部屋の酸素濃度が低くなっているような気がする.夕飯はたくさん食べたはずなのに,なんだかお腹が減っている.トイレに行ったりしていると,なんだか眠れなくなってしまう.ごそごそと起き出してきて,ろ…

美術館

すこし離れたところにある学食でお昼を食べたあと,荘厳な建物が立派な美術館に寄ってみた.中には入らずに,ミュージアムショップをひやかす.本をぱらぱらとめくったりしていると,けたたましいアラームが鳴り響く.職員さんが,火災報知器が鳴っているよ…

橋の白猫

荒野へ渡る橋のところに,ふさふさした毛足の長い,真っ白な猫がいた.橋の左側,芝生になっているところに,目つき悪くこちらを見上げながら.その横で昇り降り運動をしているおばさんの飼い猫かもしれない.猫を外に連れ出すなんて,なんだかおかしいな…と…

裏道

巨大なスーパーの裏口から外に出ると,すてきな道を使って家まで帰ることができる.落ち着いた静かな道で,橋を越えて,スタジアムの前を通り過ぎ,凍結した川の流れる住宅街を抜けてくる.だいぶ陽が長くなったとはいえ,この時間になると,もうだいぶ暗い…

植物園

ところどころに雪みたいなものが積もっていて、昨夜はもしかしたら局所的に雪が降ったのかもしれなかった。(そして風に吹き寄せられて、ところどころに集まったのかもしれなかった) 自分の足跡が残るのが楽しくて、まっさらなところを探して歩いた。 凍っ…

朝のイデア

ビルの建築はだいぶ進行しており、4階の窓より高くなっている。1ヶ月前にはその向こうにかろうじて荒野が見えていたけれど、今はビルが邪魔してもはや見えなくなっている。ビルのいちばん上の階で作業をしている人が、弱い朝日を受けている。あの場所からは…

すれちがい

帰り道,ぼんやりしながら歩いていると,むこうからやってきた中年くらいの女性と進路がかぶる.どっちに避ける…? とおたがいがあたふたして,手が中途半端なかっこうに振り上げられたりする.衝突は免れることができて,すれちがいざまに「sorry」だか「ta…

ビニール袋

水の中にビニール袋がふわふわ浮いているのが、けっこう好きなのだった。 最近は川が凍って、氷の下にふわふわビニール袋が固まっている。こらもまたすばらしい。

時間の感覚

数日間は,体内時計を維持するために,普段とは真逆のリズムで生活を送っていた.日付が変わったあとしばらくしてから布団に潜り込み,昼前まで眠っている.ある晩には雪が降ったりしていて,朝起きると外は一面真っ白で,昼前の明るい光に照らされて,なん…

鳥のこと

朝,開園前の植物園を通ると,芝生にカモが2羽座っていた.芝生をぶちぶち引き抜いて,食べている.近よると,ちょっと落ち着かなさそうに立ち上がって,微妙に距離をとろうとする.けっこう冷え込んでいて寒い朝だったので,なんだか悪いことをしたように思…

深夜のスプーン

飛行機のなかではなまじよく眠れてしまったために,真夜中に東京に着いてからもぜんぜん眠くない.山手線に乗って,予約しておいたゲストハウスに行き,シャワーを浴びて,日付が変わる頃に布団に潜り込む.しかし眠れない.飛行機のなかでよく眠れてしまっ…