よるのおわり

日々を愛でる

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

豊見城ハーリー

近くまで来たので(というほど近くもなかったけれど)ハーリーを観に行った。海浜公園に入る道は車で渋滞していたので、近くの別な場所に停めて歩いていった。真夏の午後の陽射しがかんかんに照りつけて、しかし風が強いのがせめてもの救い。 一般来場者のテ…

バスのイメージ

夜、家にいて、ごはんを食べたあと、いつものようにふわふわと過ごしていたら、夕方バスに乗っていたときの寂寞とした雰囲気が、急に、ものすごい勢いで網膜に押し寄せるようにして思い出された。一瞬だったけれど、そのときの風の匂いや皮膚の触覚まで思い…

赤嶺

打ち合わせのついでに以前より行きたかった中華レストランに行き、目の前の公園に石獅子がいるというので見に行った。モノレールから見えるオレンジ色の給水塔が背後にでーんと構えており。 対になった獅子はどちらもかわいらしく。雨が降りそうなところを急…

風の早朝

熱帯低気圧だか台風だかが近づいてきており、早朝に外に出ると風が強かった。予報では暴風雨になっていたけれど、アスファルトの上に水たまりがあるだけで、雨は降っていない。まだ暗い空を、ばらばらとした大きな雲が覆っている。風にどうとあおられて、し…

宿の海の夢

宿に着くと、リビングは海になっていて、小さなエイや魚が泳いでいた。岸のすぐ脇では水中で発掘をしていて、おもしろそうだったので声をかけたけれど、発掘をしている人は水の中にいたので声が聞こえなかったようだった。 私も水中メガネをかけて海に飛び込…

糠雨

また飛行機に乗って大きな街に行き、翌日、重厚な大学で講演をした。大きな教室に椅子をバンバン入れても見物人が収まりきらず、ありがたいかぎり。その後すぐ海のほうに移動するも、快速の仕組みがよくわからずに目的地を通り過ぎる。駅のあいだの間隔がど…

雨とオオコウモリ

梅雨のある日、近くにオオコウモリがとまっていたので、前を通るたびにしばし観察して写真を撮った。こんな人の近くに出てきて、薄い葉っぱの下で雨にふられたら辛かろうに……と思っていたけれど、結局その日は風が強かっただけで雨はふらなかった。そうした…

土日と月曜

しばらくずっと雨ばかり降っていた。お仕事は集中力のつづかないスランプにはまり、Lは風邪をひき、1週間ばかり、ぐずぐすとすっきりしない日々を過ごした。 前の土日には、雨のなかリサイクルショップへ行ったあと歩いてうどんを食べに行き、大きなモールに…