よるのおわり

日々を愛でる

秋のはじまり

朝、外に出たら涼しい風が吹いていたのでびっくりした。もう完全に秋の気配だった。思わず、朝ごはんを食べていたRに「外が大変なことになってるよ!」などと言ってしまった。空は雲ひとつなく晴れて、周囲の木々は真夏のときのような勢いを失っている(それでもまだまだ鬱蒼としてはいるけれど)

午前には、窓を開けて掃除と洗濯をした。午後には、中華を食べて、買い物をして、そのあと海に行った。この頃には初夏のようなカラッとした暑さに戻っていて、防波堤の上を歩くと汗が出た。まぶしい水面をすかして、真っ青な魚がゆらゆらと動いているのが見えた。ビーチには海水浴客の歓声が響いていた。

夕方には真っ赤な夕焼けが見えて、空には半月が浮かんでいた。