2013-01-04 寒さの境界 diary 寒さには、モノの境界をはっきりさせるようなところがあって。それがどうも得意ではない様子。真冬はまだ良い。何もかも、はっきりした境界のなかに、しっかり固定されてしまうから。冬の終わりは好きだ。境界がゆるみはじめる気配が、なんだかわくわく楽しくて。問題は秋から冬の移行期かもしれない。強まりはじめた境界が、人やモノを落ち着かなくさせる。いそいそと入りこんだ境界も、まだ心体になじまない。…1月がはじまると、境界も強固になってくる。白い光と北風が、いよいよ冷たくなってきて。