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よるのおわり

日々を愛でる

機械

接触しているものがどんどん機械になって,機械がさらに新たな機械を生み,それが自分に迫ってくるイメージを,小さな頃に何度も繰り返し頭に描いていたことを,ふと思い出した.たまに夢に見たりもしていたのだった.

なんだか,言葉にも似た性質があるような気がする.言葉が,次々にものを飲み込んでいって,自分までも言葉漬けにされてしまうような感覚.

機械にならないためには,ひたすら逃げ続けるか,何にも触れないよう宙に浮かぶしかない.言葉の場合には,もうひとつ,言葉の海に,飛び石みたいに言葉を浮かべて,その上を歩くという方法がある.