よるのおわり

日々を愛でる

腕時計が鳴く

腕時計の電池がとっくの昔にへたっていてる.完全に切れているわけではなくて,多少は動いているようなのだけれど,時刻あわせをしても,ふと気づくとあらぬ方向をさしている.

その腕時計が,息をふりしぼってなにやら大きな動きをするときに,カチリという音がする.1日に,1,2回ほど.去年の夏はもうすこし頻度が高かったような気もする.

そんなとき,腕時計が鳴いているような,そんな奇妙な気分になる.



腕が露出する夏にしか腕時計はしないし,日常生活のなかでは動かない時計ほど好ましい,などという変なこだわりをもっていたりもするのでした.(参考)