よるのおわり

日々を愛でる

タリン・ヘルシンキ2日目

昨夜の残りのブラッドソーセージ,スーパーでいっしょに買ったドライフルーツとナッツがぎっしり詰まったパン,持ってきたコーヒーを朝食にして,ゆったりした後,9時頃にまた旧市街へ繰り出す.

2日目ともなるとこの中世のきれいな街並みにも慣れてきて,なんだか不思議な気分.見晴らしの良い展望台からは,中世の家々の向こうに,近代的な高層ビル群が並ぶのが見える.物価が比較的安いのを良いことに,生活品などを買ったりする.
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12時前にホテルに戻ってチェックアウトし,スーパーでお惣菜とパンを購入して,フェリー乗り場へ.お惣菜は昨夜から目をつけており,色とりどりのさまざまな種類が量り売りで入れ放題.そしてなにより安い.フェリー乗り場のテーブルでお昼にしたところ,味もすばらしくて,うっとりしてしまう.

13時半のフェリーでエストニアを後にした.船のなかでは歌を聞いたコリアンダーの香りのついたビール (Põhjala Meri) がフェリーのなかで飲めたらしいのだけれど,そのことに気づいたのは下船間近でドリンクの注文が終わったあとだった.今度機会があったら探してみよう…

ヘルシンキに到着した頃には,もう夕闇が街を覆っていた.トラムに乗って中心地へ.行きには見られなかった教会群を見て回り (特にこれといった感慨はなし),その後に歴史博物館へ.博物館はめっぽうおもしろく,フィンランドの古代から現代に至るまで,さまざまな側面からの展示が楽しい.

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有名なひとたち

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ベビー・ボックス

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サウナ用のひしゃく

ストックマンの地下でお惣菜とビールを買ったあと (こちらは指定して個別に重さを測ってもらう形式のため,実際に購入できた種類は少ない),電車に乗り込み,空港へ移動.先ほど買ったお惣菜で夜ごはん.そして飛行機に乗って,帰国(?).

駅から寒いなかを帰ってきて,荷物をとりだして,シャワーを浴び,これからはじまる年末年始のことを楽しく想いながら,ベッドに入り込んだのだった.