よるのおわり

日々を愛でる

降り積もる雪

降り積もる雪を何時間もじっと眺めていたいと思ったときがある.
あれはたしか,高校か大学の受験勉強をしていたとき.

でもそのときは勉強のほうをとった.
雪をゆっくり眺める余裕もない人生に意味はあるかと考えながら.

時間に追われている点では,10年くらい経った今も違いがない.
けれど今は,雪が降っているのを感じるだけで,なんだかうれしい.