よるのおわり

日々を愛でる

幸田文

RとLが出張で留守にしており、土日はお仕事をせず、本を読んだりネットサーフィンしたりして過ごした。その過程で、幸田文のなにかの小説が目に留まった。ちょっと興味を惹かれたものの、そのままにしていた。
日曜の午後、近所のブックカフェに行くと、幸田文の『流れる』という小説が棚にあった。はて、小説のタイトルは何だったか……? 考えれば考えるほど、それは『流れる』だったような気がしてくる。これはなにかのめぐり合わせ、と思い、棚から本を取り出して、そのほかいくつかの気になった本とともに買って帰った。
土日に読んでいた本は、ベトナム旅行記、アフリカでの暮らしのエッセイ、ノルウェーの前衛的な小説 (ただし途中で挫折した) であり、これらのどこに幸田文が出てきたのかよくわからない。